SkyDeskに有料版、最大300人で利用できるグループウェアに

富士ゼロックスは無料グループウェア「SkyDeskサービス」の有料プランを発表。登録メンバー間のコラボレーション機能と名刺管理機能を、最大300人で利用できるようになった。

» 2012年02月29日 16時45分 公開
[Business Media 誠]
SkyDeskホーム画面

 富士ゼロックスは2月29日、Webブラウザ上で利用できる無料グループウェア「SkyDesk(スカイデスク)サービス」に、最大300人で利用できる有料プランを追加した。

 SkyDeskは2011年8月に提供を開始したサービスで、対応ブラウザはInternet Explorer 8以降、Firefox 10以降。グループ登録したユーザー間でメールや連絡先管理、チャット、スケジュール管理、プロジェクト管理、文書共有などができる(1)コラボレーション機能のほか、(2)名刺管理機能(3)CRM(顧客管理)機能を備える。

 今回有料プランを用意したのは、コラボレーション機能(有料版「SkyDesk Mail」)と名刺管理機能(有料版「SkyDesk Cards」)。SkyDeskでは組織グループと個人グループの2種類のグループ分けができるが、IPフィルタリングなどができる組織グループに登録可能な人数は無料版では最大3人だった。こちらの人数が有料プランでは最大300人に拡張する。

 料金は6カ月単位でカウントし、コラボレーション機能はメールのストレージ容量に応じて2プランから選択。10Gバイトが1ユーザー当たり2000円。容量15Gバイトが同3000円だ。名刺管理の機能は、1ユーザー当たり3000円。現状の名刺登録上限が最大50枚のところを、最大1000枚に引き上げた。

 加えて今回は、無料版ではなかった複数人との名刺共有機能を追加。有料プランに登録すれば、1万5000枚を組織グループ内で共有できる。

SkyDeskにはTwitterのタイムラインのような「アクティビティ」がホーム画面にある。グループ登録したユーザーの更新情報は、無料版と同様にアクティビティに反映される

 顧客管理機能の有料プランについては、ユーザーからの要望に応じて検討する方針だ。

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