会社の行事や業務連絡。メールもいいけど、ちゃんと見ない人もいますよね。注意を促すのが目的であれば、社内ポスターなんて手もあります。今回は、絵文字を使って分かりやすく、なおかつ効果の高い手描きのポスターを作ってみましょう。
危ないもの、注意すべきものは、一瞬で危険を知らせる必要があります。よく見れば危険だということが分かる、という程度では意味がありません。
もっとも注意を引くための一般的な記号は「!」ですが、特定エリアに入らないように立ち入りを禁じる絵文字、特定エリアの場所を指し示すための絵文字などもたくさんあります。
ここでは、危ないものや注意を促す絵文字を集めてみました。
どうですか? 見慣れた絵文字が並んでいると思います。注意や危険度のレベルに応じて、チョイスする絵文字は変えましょうね。
では、早速社内ポスターに挑戦してみます。1つは、無駄なカラーコピーを減らすためのメッセージポスターです。
モノクロコピーが5円だとすれば、カラーは25〜30円もするらしいです。経費節減のためには、ムダなコピーを排除すること。コピー機の前にこんな注意喚起のポスターを貼ってみては? 実際にうちのオフィスにも貼ってコスト削減に成功しました。
もう1つは、立ち入り禁止区域を示す注意喚起のポスターです。うちの会社でもサーバとか、個人情報を扱うエリアは立ち入りを禁じています。
部外者は立ち入り禁止の区域って結構ありますよね。立ち入り禁止は人物をセンターに配置し、禁止標識を組み合わせましょう。まあ、「入るな」といわれると逆に入りたくなるのが心情というものですが……。
いかがですか? PowerPointでキレイに作るのもいいですが、手描きの方が迫力があって目立ちますよね。それを作成した人間の「気持ち」がダイレクトに伝わるからだと思います。
ぜひ、皆さんも挑戦してみてください。
携帯メールなどでおなじみの「絵文字」をビジネスで役立たせよう! という新しいコンセプトのスキルアップ書です。
絵文字は、ノートやメモを書くという日常行為を楽しくさせ、「考える力」「伝える力」を伸ばします。物事の全体像を超ハイスピードでとらえ、ヌケ・モレなく、すっきり情報整理ができます。
仕事や勉強において「記録」は退屈極まりない作業ですが、絵文字を取り入れることで、すばらしい自己表現に変わります。絵心は一切不要です。誰でも、すぐに始められ、効果が体感できるはずです。
知的生産研究家、新規事業プロデューサー。ショーケース・ティービー取締役COO。
リクルートで新規事業開発を担当し、グループ会社のメディアファクトリーでは漫画やアニメ関連のコンテンツビジネスを立ち上げる。その後、デジタル業界に興味を持ち、デスクトップパブリッシングやコンピュータグラフィックスの専門誌創刊や、CGキャラクターの版権管理ビジネスなどを構築。2005年より企業のeマーケティング改善事業に特化した新会社、ショーケース・ティービーを共同設立。現在は、取締役最高執行責任者として新しいWebサービスの開発や経営に携わっている。
近著に『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』『革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55』(いずれもソフトバンククリエイティブ刊)、『頭がよくなる「図解思考」の技術』『プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術』『ノート・手帳・メモが変わる絵文字の技術』(中経出版刊)がある。
連絡先: nagata@showcase-tv.com
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