iPadを生産性向上ツールに――タブレットを買ったらまずやりたい4つのこと3分LifeHacking(1/2 ページ)

タブレットはすばらしい端末だけど、仕事メインに使うのはやぱりPC……という感じ。そんな人にタブレットを生産性向上ツールできる4つのステップを紹介しましょう。

» 2012年01月27日 10時00分 公開
[Adam Dachis(訳:的野裕子),ライフハッカー[日本版]]

 iPadをはじめとするタブレット端末は素晴らしいエンターテインメントデバイスです。しかしPCと比較すると、仕事に使うにはスピードや利便性で劣るのが実際のところ……。それでも、タブレットを娯楽デバイス以上のツールにすることは可能です。今回は、タブレットを便利で生産性を向上させるツールにする4つのステップを紹介しましょう。

 タブレットは、カレンダーの予定をさっとチェックしたりアップデートするのにとても便利。ここからは、デスクトップPCでやるにはちょっと煩雑な作業や日々のほそぼそしたタスクを、タブレットでスッキリと簡単に処理する方法を紹介します。ポイントは「アプリ選び」「使い方」「設定」です。

ステップ1:使えるアプリをダウンロードする

 ほとんどの人は、生産性を保つのに必要なアプリをたくさん持っています。カレンダー、メール、アドレス帳、時計(タイマー)、計算機など。これらは全て標準で持っていると思われる便利なユーティリティです。情報を素早くチェックしたり、アラームをセットしたり、さまざまなことができるものも多いですが、より使えるオススメアプリが幾つかあります。

ノートアプリ

 まずは「Simplenote」(iOS)と「Flick Note」(Android)。この2つは、テキスト入力が多い人には必要不可欠といえるプレーンなノートアプリです。比率で考えればPCでのテキスト入力の方が多いでしょうが、特にノートアプリは参照目的のために持っていると便利です。デスクトップと別のウィンドウとしてタブレットを見られるので、PCの画面のスペースをとりません。

 必要な情報を参照しながらPCの画面にも集中したい時は、タブレットのノートアプリを開けばOK。エクセルのような表計算ファイルや、他のOffice系ドキュメントを使うことが多いなら、iOSやAndroidのOfficeアプリセットを使うとよいでしょう。

オンラインストレージ

 複数の端末間でファイルを同期するサービスを使うのであれば「Dropbox」(iOSAndroid)が便利です。クラウドにファイルを保管したいだけでも、このアプリは使えます。別のクラウドサービスを使っている場合は、そのサービスと連動するアプリをダウンロードした方がいいですが、最近はDropboxと連携しているアプリがたくさんあります。これにより、デバイスでファイルを扱うのがかなりラクになりました。

 タブレットから何かを開くにしても、何かをアップするにしても、ファイルに素早く簡単にアクセスできるというのは極めて重要なポイントです。

コミュニケーション

 「Skype」(iOSAndroid)を使えば、タブレットを電話として使えます。電話したい時はサッと画面で名前をタップすれば簡単に電話をかけることが可能。Wi-Fiが使える場合は、携帯回線よりも通話が多少安定するというメリットもあります。通話が落ちることはほとんどないですし、いつでもかなりクリアに聞こえます。タブレットは画面が大きいので、コールバックも簡単です。

ステップ2:便利なブックマークとショートカットを作る

 今や仕事の多くをオンラインでやっている人も多いでしょう。そこまで多くはないものの、仕事で使える便利な情報サイトやツールはあります。例えば、Wikipediaやプロジェクト管理ツール、便利なWebサイトをブックマークに入れておけば、かなり素早くアクセスできます。

 ショートカットが必要かどうかは人の好みにもよりますが、ショートカットを作ると恐らくアプリと一緒になって、ホーム画面がゴチャゴチャしてくると思われます。その問題を解決するには次ページのステップ3を参照してください。

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