サイボウズは無料のコラボレーションサービス「サイボウズLive」をアップデート。ToDoリストや共有フォルダなど、複数人で共通プロジェクトをする際の管理に役立つ機能を強化した。
サイボウズは11月1日、グループウェア機能などを持つ無料のWebサービス「サイボウズLive」をアップデートした。
今回のアップデートでは、プロジェクト管理に関係するToDoリスト、共有フォルダ、グループイベント、マイカレンダーなどの機能を強化した。
チーム間で共有するToDoを「ToDoリスト」のページから画面遷移せずに追加、編集可能になった。
各メンバーは、ToDo一覧を見ながらタスクの追加やアップデートが可能。Excelなどの表計算ソフトウェアで管理表を作成する操作感でチームの仕事を管理できる。
チームの「共有フォルダ」に追加したファイルのバージョン管理ができるようになった。上書き保存したファイルでも、一世代前のバージョンに復元可能だ。
プロジェクトが進行するにつれて起きがちな「誤ってファイルを更新してしまった」などのミスを防止でき、かつメンバー間でのドキュメントの共同作成をスムーズに進行できる。
グループカレンダーの強化では、ホーム画面でプロジェクトチームの「イベント(予定)」が登録可能に。メンバーは「マイカレンダー」で予定を登録する際に「グループイベント」のタブを選択すると、参加グループの予定を登録できる。
仕事やプライベートの予定を色分けするなど、個人の予定を効率的に管理したいユーザー向けに、メンバー個人の予定を入力する「マイカレンダー」の内容を、色分けして登録できるようになった。
その他、今回のアップデートではログイン画面のデザイン刷新や、モバイルサイトからメンバー招待を許可するなどの機能強化も図っている。
また、ToDoやメッセージなど7つの機能のAPIも新たに公開した。APIは「サイボウズLive Developer Center」で参照できる。開発者は同APIを利用してサイボウズLiveと連携する各種アプリケーションを自由に開発可能だ。
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