以前からお伝えしているとおり、机の上の整理整頓が超絶苦手な筆者。そんな筆者に某氏が「このスキャナなら机の上のスペースがなくても設置できますよ」とささやくのでした。
こんにちは、暑い季節が苦手な知識構造化オタクの開米瑞浩です。以前の記事でも書いたとおり、私は情報の整理整頓はできても生活空間の整理整頓が超絶的に苦手な人間で、結構大きな机の上をこんな状態(左の画像ご参考)にして使っておりました。
ところがそんな私にとんでもない提案をしてきた某Tさんという人がいるんですね。
Tさん 開米さん、キヤノンの新しいドキュメントスキャナ使ってみませんか。
開米 え? 置く場所ないよ?
Tさん 大丈夫ですよ、置けますよきっと。
開米 無茶言わないでよ、僕のデスクがしっちゃかめっちゃかな状態なの、知ってるでしょ?
ところがそんな私の反論もモノともせずに某Tさんはニコニコしながら言うわけです。
Tさん それですよ! だからこそですよ! こいつを置く場所を確保しなきゃいけないじゃないですか? ってことは片付けるきっかけが作れますよね?
開米 ……(反論の言葉を飲み込んだ)
まったく、誠 Biz.IDの鷹木編集長ったら、片付けるのは僕だと思って勝手なことを言いますね! そして、それに乗せられるワタシもアホです。何かきっかけがないとデスクの片付けさえできないんでしょうか……。
というわけでキヤノンのドキュメントスキャナ「imageFORMULA DR-C125」を借りてきました。細かいスペックは先日の記事をご覧いただくとして、こちらのスキャナの特徴はなんといっても「ラウンド・スキャン」です。……と言っても、私もそれほど詳しいわけではありません。鷹木編集長によると「これまでのドキュメントスキャナって、スキャンした用紙がスキャナの前にでますよね。DR-C125では“上に出る”から『前方に排紙のためのスペースがないとスキャンできない』ということを回避できるのです」――だとか。
まあ、前置きはここまでにして、さっそく設置作戦開始しましょう!
設置場所として目をつけたのが、デスク右奥のこんなスペース。
いやもう我ながらどうしようもない乱雑ぶりですね。誰ですかこんなになるまで放っておいたのは、まったくもう。まずはこれをどうにかしなければスペースが空きませんから、あらよっ! と一気にどかしてみたのが次の写真。
おお、何もない(笑)。ちなみにこのとき、どかしたモノ達はこうなってました。
普段はキーボードを置いてあるデスクマットの上にとりあえず一時避難させてみたわけですが、なぜかマウスが3つあったりレシートの束があったり、電子工作用ツールがあったり、使ってもいないメモ帳があったりと、なぜこうなっているのか自分でもよく分かりません。
気を取り直して作業を進めるとしましょう。空けたスペースにDR-C125を設置すると、こうなりました。
えっと……小さいですね。せっかくがんばって整理した(=どかしただけ)のに、一番奥にちょこんと収まってて、全然出しゃばってませんよ。
首尾良くPCと接続できたところで、スキャンしてみましょう。書籍を裁断した30枚ほどの原稿をセットしてスキャン開始!
なんと驚いたことにこのスキャナはスキャン済み原稿が手前にではなく、上にせり上がるように排出されるんですね。これが鷹木編集長が言っていた「ラウンド・スキャン方式」なのでありました(排紙選択レバーで切り替えれば、普通のスキャナのように手前に排出するモードも選べます)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.