デジタルノート「7notes」がiPhoneで使える――7notes mini(J) for iPhone発売App Town 仕事効率化

すらすらと手書きで文字を入力し、適宜テキストデータに変換して行けるデジタルノートアプリ「7notes」がiPhoneでも利用可能になった。6月末までキャンペーン価格で販売中だ。

» 2011年06月10日 14時43分 公開
[園部修,ITmedia]

 iPad向けに、手書きで文字を入力した文字をあとからテキストデータに変換できる便利なデジタルノートアプリ「7notes」を開発したMetaMoJiが6月10日、小さな画面でもその便利な使い勝手を提供するiPhone対応版「7notes mini(J) for iPhone」をリリースした。通常価格は700円だが、6月末日までは発売記念キャンペーンとして600円で販売する。

 7notesは、MetaMoJiが開発した手書き文字入力方式「mazec」(マゼック)を採用するノートアプリ。手書き文字をそのまま入力する「書き流し入力」と、漢字とひらがなを混ぜて書くことで漢字に変換できる「交ぜ書き変換入力」、ソフトウェアキーボードを使った通常の文字入力が自由に選べるという特徴を持つ。iPad上で文字を走り書きし、適宜その場で仮名漢字に変換しながらテキストデータを作ったりできる便利なアプリとして人気を博した。

 iPhoneに対応した7notes mini(J) for iPhoneでは、7notes同様のmazecによる快適な文字入力が利用できるほか、手書きで入力した文字をあとで落ち着いてからテキストデータに変換する「後から変換」など便利な機能を追加。また画面の小さなiPhoneに合わせて、入力枠を3種類から選べるようにしたほか、書き流し入力時の文字入力自動確定機能も備える。入力待ち時間は0.2秒から20秒が選択可能だ。ペンは6色4種類の太さから選べる。

 作成したデータは、EvernoteやAir Sharing、GoodReader、ServersMan、Dropboxなど、iPhoneにインストールされている各種アプリケーションに送れる。テキストファイルやPDFファイル、画像ファイル、7notesドキュメントとして保存し、メールなどで送信することもできる。もちろん7noets for iPadに送って編集することも可能だ。

 手書きでメモが取れるのは魅力だけど、iPadを持ち歩くのはちょっと……、という人は、このmini版を試してみるといいだろう。

PhotoPhotoPhoto iPad版の「7notes」と同様、すらすらと手書きで入力していき、順次テキストデータに変換していける
PhotoPhotoPhoto 7notes mini(J) for iPhoneでは、入力エリアを2段にすることも可能。とりあえず手書きのまま保存した文字をあとでテキストに変換することもできる。作成したデータはさまざまな形式で他のアプリなどに送れる

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