机を揺らして音を出す――プレゼン向けスピーカー、キングジムから仕事耕具

キングジムは、プレゼンテーション向けバイブレーションスピーカー「プレオン」を発売。設置した机やテーブルなどから音を発生するため、PC内蔵のスピーカーと比較して、広範囲に渡って音を届けられるという。

» 2011年05月11日 12時23分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]
6/13 20:00 【お知らせ】キングジムによると「プレオン」に発火・発煙の恐れがあるとして、製品を回収するという。すでにお持ちのユーザーは使用を控えるようにしてほしい。

 キングジムは、プレゼンテーション向けバイブレーションスピーカー「プレオン」を5月27日に発売する。プレゼンで音声付きの動画を活用していることが増えている点に着目したという。価格は4980円。

 プレオンは、本体サイズが約52×59.5ミリ(直径×高さ、スタンドパッド除く)、重さが約335グラム(専用USBケーブル除く)とコンパクトなプレゼンテーション用スピーカー。モノラル出力で最大5ワット(USB接続時)/3.7ワット(バッテリー使用時)となっている。

 一般的なスピーカーは、内部の振動板を振動させることで、空気が震えて音が出る仕組みだが、プレオンは、本体底面と接触している物を振動板にすることで、対象物をスピーカーに変え、音を出す。設置した机やテーブルなどから音を発生するため、PC内蔵のスピーカーと比較して、広範囲に渡って音を届けられるという。

 本体色にはビジネスシーンでも活用しやすいホワイトを採用。PCだけでなくスマートフォンや携帯電話等の一般的な3.5ミリのヘッドフォン出力端子に対応している。約3時間の充電で約3時間稼働し、充電しながら音声を出力することも可能だ。

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