プレゼンの時にどんなアイデアを提案するかは、一番重要なポイント。特に自分1人で考えるときに、マインドマップはとても重宝しています。今回は「整理整頓のアイデア」を見つけるためにマインドマップを使ってみました。
プレゼンの時にどんなアイデアを提案するかは、一番重要なポイントです。特に自分1人で考えるときに、マインドマップを使った発想方法はとても重宝しています。今回は「整理整頓のアイデア」を見つけるためにマインドマップを使ってみました。
ところで最近、書類やCDなどのデータや細々とした資料の整理に困っていました。これまでノンフィクション作家の山根一眞さんが考案した整理法を実行していました。「山根式袋ファイル」と呼ばれる1つの封筒の中に関係書類をすべて入れてしまう、という整理術なのですが、それなりにかさばるものがあったり、封筒自体の置き場にこまったりと、新しい整理方法を模索していたところ、結論から言うとコレを買ったのです。
ジャン! ドイツ製ハンギングファイルシステム「Xフレーム」です。見た目もかっこいいですが「書類フォルダをフレームに吊り下げて管理する方法がなじみそう」と思い、購入したのでした。
今回は、このように書類を整理しようと考えたアイデアに行き着くまでの思考のアプローチをご紹介したいと思います。利用したのは「マインドマップ」と「発想フレームワーク」です。
まず、マインドマップのおさらいです。マインドマップは、メインのトピックから連想するサブトピックをどんどん樹形図的に展開していく思考ツールです。
本連載で解説しているプレゼンの構想3本柱である「現在」「未来」「提案」のメイントピックをドリルダウンして詳細トピックを枝分かれさせるやり方に似ています。
どのように連想するのも自由ですから、どんどんいろんなアイデアが浮かんできます。イメージをさらにわき立たせるために、要所要所でアイコンやイラストを加えて、楽しさを増していきます。完成図が脳のニューラルネットワークに似ているのは大変興味深いですね。
ブレインストーミングと同様に、ほかのトピック(アイデア)に触発されて新しいアイデアを思いつくというものですから、頭にランダムに浮かんだアイデアを書き連ねていくよりも、短時間で大量のアイデアを生むことができます。1つのテーマから四方八方にアイデアを展開するということから、拡散型のアプローチとも言えます。
大量のアイデアを生むというメリットの半面、それを1つのコンセプトとしてまとめるのは苦手です。マインドマップ上に出てきたアイデアに関連する別のアイデアやグループ化すべき複数のアイデアがマップのいろんなところに出現して、収拾がつかなくなることもしばしばです。
そこで、私の場合はマインドマップにフレームワークを組み合わせて使っています。フレームワークは、特定の目的のために作られた考え方の方程式のようなもの。今回は、私自身が使っている「発想フレームワーク」を組み合わせてみます。
発想フレームワークとは、新しいアイデアを生み出す際に、次の4つの視点から発想することです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.