長刀研ぎのペン先、インクは紺碧の海――佐野元春さん30周年記念万年筆仕事耕具

セーラー万年筆は、ミュージシャンの佐野元春さんが実際に使っている万年筆を基に制作した「佐野元春 30周年記念万年筆 クリスタルモデル」を発売。価格は3万3000円。

» 2010年12月21日 15時24分 公開
[藤村能光,Business Media 誠]

 セーラー万年筆は、ミュージシャンの佐野元春さんが実際に使っている万年筆を基に制作した「佐野元春 30周年記念万年筆 クリスタルモデル」を発売した。価格は3万3000円。

佐野元春 30周年記念万年筆 クリスタルモデル 出展:セーラー万年筆
image 出展:セーラー万年筆

 佐野元春さんのデビュー30周年を記念して制作した万年筆。自身が使っている万年筆を基に、デザイン、ペン先の書き味、特注インクによる「元春エディション」(セーラー万年筆)に仕上げた。

 ペン先は「長刀研ぎ」と呼ぶ形状を採用。15歳のころから60年以上ペン先を磨き続け、愛好家の間では「ペン先の神様」と呼ばれる職人の長原宣義さんが作ったタイプだという。通常の中細字よりも筆記幅が広いのが特徴だ。

 本体軸はスケルトンボディ。キャップの銀の縁取り部分には「MOTOHARU 30TH ANNIVERSARY」の刻印が入っている。佐野さんが自ら選んだブルーブラックのインク「紺碧の海」、この万年筆で書いたサイン入りの直筆メッセージ手紙カードも付属している。

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