MOLESKINE派もEvernote派も――「外付け記憶装置」としてメモを活用する術3分LifeHacking

メモを自分の「外付け記憶装置」として利用し、仕事に活用してみましょう。「紙と鉛筆が一番!」というアナログ派も、「デジタルツールを使いこなすのがイマ風でしょ!」というギーク派も、まずはメモを取ることを習慣化してみてください。

» 2010年12月21日 12時00分 公開
[Adam Pash(原文/松岡由希子),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]
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 買い忘れ対策や衝動買い防止、レシピの記録まで日常生活で幅広く活用できるメモは、もちろん、仕事においても大活躍します。アイデアの記録から、情報収集、タスクマネジメントまで、ちょっとしたメモ書きの積み重ねが後々の成果に大きく影響することも。こちらでは、自分の「外付け記憶装置」的にメモを活用する方法を取り上げます。

 ソフトウェア開発者のChristopher Schanckさんは自身のブログで、メモを仕事に活用する4つのポイントを挙げています。いずれも、メモに残しておけば、自分の記憶力に頼らなくてもOK。メモを自分の「外付け記憶装置」として利用するのです。

(1)アイデアの記録

 ふいに浮かんだアイデアは、その瞬間に書き留めなければ、あっと言う間に頭の中から消え去ってしまうもの。駄ネタであれ、会心の一発であれ、書きとめておく価値アリ。

(2)タスクマネジメント

 「あ!あれ、やっとかなきゃ」というタスクは、自分の記憶力だけに頼ると、つい漏れやダブりなどが発生しがち。「何をどこまでやったか?」「何をやるべきなのか?」を整理する上で、メモはシンプルかつ基本的なGTD術。

(3)情報収集

 自分の専門分野に関する情報や知識などを記録しておけば、後から振り返ることができる。

(4)課題発見・解決ツール

 書き出すことで、物事の全体を俯瞰してとらえたり、枠組みとして考えたりしやすくなる。これにより、課題を明確に理解したり、解決策を洗い出したりすることに役立つ。


 では、具体的にどのような方法でメモ書きを実践すればよいのでしょう?

 一番オーソドックスなのはメモ帳と鉛筆。モレスキン(MOLESKINE)やロディア(RHODIA)などのノートは使いやすく、オシャレ度も高いですね。

 デジタルなメモツールとしては「Evernote」がメジャー。ちょっとしたことであれば、忘れないうちにTwitterでつぶやくのもいいかもしれません。少し大きめのメモであれば、GoogleドキュメントやZohoといったドキュメントツールも便利でしょう。また、Wikiベースのものとしては「TiddliWiki」もオススメだとか。また、1人ブレーンストーミングなどのアイデア出しには、マインドマップを重視した「FreeMind」が役立つそうですよ。

 このほか、最近iPhoneアプリで増えているのが「FastFinga」「Note Taker」「ZeptoPad」といった手書きツール。テキストだけでなく、図や絵もササっと記録できるので、便利ですね。

 「紙と鉛筆が一番!」というアナログ派も、「デジタルツールを使いこなすのがイマ風でしょ!」というギーク派も、自身にあったメモツールを活用し、まずはメモをする習慣を身につけてみましょう。

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