日本HPは、Web管理ツールを搭載し、セキュリティ機能を強化したA3カラーレーザープリンタ「HP Color LaserJet Enterprise CP5525dn」、A4カラーレーザー複合機「HP Color LaserJet Enterprise CM4540 MFP」を12月下旬に発売。価格はそれぞれ38万6400円、59万6400円。
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、A3カラーレーザープリンタ「HP Color LaserJet Enterprise CP5525dn」、A4カラーレーザー複合機「HP Color LaserJet Enterprise CM4540 MFP」を12月下旬に発売する。価格はそれぞれ38万6400円、59万6400円。
管理ツールの搭載やセキュリティ機能の強化により、ビジネス用途での利用を想定したプリンタ/複合機。2機種ともWebベースの管理ツール「HP Web Jetadmin」も搭載しており、ユーザーやアプリケーションごとにカラー印刷の枚数を制限できる「HPカラー・アクセス・コントロール」機能を活用できる。自動両面印刷機能も標準搭載しており、用紙コストを削減できるとしている。
いずれも、搭載したUSBポートから、USBメモリのデータをPCレスで印刷できる。またプリンタ/複合機固有のメールアドレスにデータを送信し、プリンタドライバをインストールしていないスマートフォンやモバイルPCからプリントができる「ePrint」機能にも、2011年2月以降に対応する予定としている。
トナーは「HP ColorSphere(カラースフィア)トナー」を搭載、カタログやパンフレットの内製ができるとしている。暗証番号を入力すると印刷が可能になる「PIN入力」機能、保存したデータの安全性を高める暗号化HDD(CP5525dnはオプション対応)も搭載している。
従来機「5550dn」より容積を約43%減らした機種。印刷速度はカラー・モノクロとも毎分30枚(A4横)。1枚当たりのランニングコストはカラーが11.3円、モノクロ2.75円。最大給紙枚数は2350枚。
操作パネルは4行カラーディスプレイ。1Gバイトのメモリ、印刷ジョブを保存できる8GバイトのSSDも搭載している。
筐体はオプションの拡張給紙トレイを設定したデスクトップ型であり、フロアトップ型複合機「CM4730 MFP」の後継機。印刷速度は、カラー・モノクロとも毎分40枚(A4縦)。1枚当たりのランニングコストはカラーが10.1円、モノクロが1.32円。最大給紙枚数は2100枚。
カラータッチスクリーンを搭載した操作パネル「HPイージーセレクトカラーコントロールパネル」上で、スキャンした画像を確認できるプレビュー機能を搭載。スキャン画像はUSBメモリ、メール、ネットワーク上のフォルダに転送できる。
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