Nozbeなら予定と参照情報を一括管理できるあなたの不安、見積もります

「時間を見積もる」タスクシュート方式でタスク管理していると、ToodledoかTaskChute(タスクシュート)というツールを使わざるを得ませんでしたが、最近は「すべてをNozbeで一元管理したい」と強く感じるようになってきました。というのもEvernoteやGoogleカレンダーと連携するからです。

» 2010年08月27日 12時40分 公開
[佐々木正悟,Business Media 誠]

 わたしは「時間を見積もる」というタスクシュート方式でタスクを管理しているため、どうしても「Toodledo」「TaskChute(タスクシュート)」というToDo管理ツールを使わざるを得ません。それでも「すべてをNozbeで一元管理したい」と最近強く感じるようになってきました。

 理由は、ToDo管理ツール「Nozbe」「Evernote」「Googleカレンダー」とコミュニケートしてくれるからです。

 Evernoteのほうは、Nozbeのプロジェクト名とEvernoteのタグ名を一致させるだけで、該当するEvernoteのノートブックを閲覧・編集できるようになります。これだけでも非常に便利。というのも、タスクを実行する場合、プロジェクトに関連した資料を参照したいと思うことが実に多いからです。

 多くの仕事術は、関連する資料を手早く参照できるようなシステムを作るように推奨していますが、そんなシステムはそう簡単に作れません。しかし、NozbeであればEvernoteのタグ名をとプロジェクト名を一致させるだけでできてしまいます。しかも参照できるだけではなく、編集もできるため、一度見た資料にチェックを入れることすら可能です。

 Toodledoでもタスクにノートを書き留めておいたり、関連ファイルを添付したりはできますが、Evernoteのノートを直接参照できるというレベルにはほど遠いと言わざるを得ません。

 しかもNozbeはiPad専用クライアント(1700円、iTunesが開きます)と、iPhone専用クライアント(600円、同)を用意してくれているため、iPad使用時、Evernoteの資料をNozbe for iPadで確認することができるのです。これは実際に使っていると、まさに「未来型デジタルノートで仕事をしている!」と実感できるはず。

iPad版のNozbe

 NozbeとGoogleカレンダーとの連携については、来週記事にすることにします。

筆者:佐々木正悟

 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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