会議をしているうち、話が横道にそれてしまい、「その話は今しなくてもいいんだけどなあ」と思いつつ、軌道修正ができずにイライラしてしまったことはありませんか? そんな事態を防ぐ方法をお伝えします。
あなたは創業20年のデコボコ水産に勤める若手社員。今日は、お中元用の新商品開発の会議に出席しています。
部長 もう、すっかり夏だな。夏と言えばお中元だ。今度こそ、売れる商品を作ろうではないか!
社員B 食い物っていうのも芸がないっスよね。
社員A 置物とか作ります? “水に棲む化け物シリーズ”ってことで、カッパのミイラをリアルな人形にしてみるとか。
部長 化け物で攻めるというのは、ある意味、夏らしくていいじゃないか。
社員C 問題は、どこでその人形を作ってもらうかですかねえ
部長 年末の展示会で、我が社のマスコットとして作ってもらったタコ星人の人形はデキが悪かったな。
社員D タコなのに足が10本もありましたし、妙にリアル過ぎて、見た子供が泣いてましたからね……。
部長 そもそも、タコを扱った商品がなかったのに、何でタコのキャラクターにしたんだ?
社員B あの時、部長が「タコにしろ!」って言ったからじゃないっスか! 今年の展示会では、商品にちなんだキャラクターにしないとダメっスね。
部長 じゃあ今年の展示会でのメイン商品はどうするか……。
さて、こうして目の前に差し迫ったお中元の商品開発の話題はどこかへ行ってしまい、会議の場は、すっかり年末の展示会について話すようになってしまいました。もしあなたがファシリテーターだったら、こうした、本筋からそれる会議に対して、どのような対策をとりますか? 下記の選択肢から、一番効果的だと思うものを選んで下さい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.