「いざ会議の進行をしてみたら、何をどう進めてよいか分からず、アタマが真っ白になった」という経験に心当たりがある人は多いのではないでしょうか。しかし、あたふたせず、うまく会議を進行させる簡単な方法があるのです。
あなたは創業20年のデコボコ水産に勤める若手社員。今日は、社内の「社風向上委員会」が運営する「社風をよくするための検討会議」に参加をしています。
今回の司会は、入社1年目の新人が行うらしく、その新人は会議前から書類を見返したり、緊張してソワソワと落ち着かない様子です。
新人 あ、う、早速ですが「社風をよくするための検討会議」を始めます。
新人の額には玉のような汗が吹き出しており、メガネも若干ズリ落ち気味。
社員C で、何からはじめるの?
新人 あ、う、えっとですね、社風をよくするアイデア、何かありますか?
社員A 釣り休暇が欲しいね。うち、水産の会社なんだから、それくらいやってみてもいいんじゃないかな?
社員B そんなん無理に決まってんじゃねーか。それに釣り休暇は福利厚生の話だろ? 今は、社風向上について話してんだぜ。なあ、新人ちゃん。
新人 あ、う、そ、そうなんです。福利厚生の話じゃないんです。
社員C じゃあさあ、社員食堂に、魚料理の板さん入れようよ。美味しいご飯が食べられるとストレス減るし、魚の知識も増えるからいいじゃない。
新人 あ、う、魚料理の板さんを入れる……ですね。
さて、こうして非常にギコチナイ会議が1時間経ち、詰まりながらもアイデアだけは、充分に出てきました。
社員B 新人ちゃん……。一体いつまでアイデア出すんだよ?
新人 あ、う、そ、そうですね。じゃ、じゃ、どーします?
社員B 知らねーよ、そんなこと!
さてフリーズ気味な会議はとうとう行き詰まってしまい、仕方なく小休憩を取ることになりました。新人は、気疲れと手詰まり感で、溶けてしまったアイスクリームのようにグッタリ。見かねたあなたは、この新人にアドバイスをしてあげようとします。さて、どんなアドバイスを伝えるのが適切でしょうか? 下記より選択して下さい。
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