ビジネスパーソンにとって重要なのが給料の額。アラサ―世代に給料について尋ねたところ、現実の平均年収は約450万円だが、4割ほどの人は800万円以上欲しいと思っているようだ。R25編集部とM1・F1総研調べ。
ビジネスパーソンの重要事項の一つが、給料の額。年功序列型から成果主義型へと移行する企業も増えているが、自分の給料に満足している人はどのくらいいるのだろうか。
R25編集部とM1・F1総研の調査によると、首都圏在住の25〜44歳の会社員に「現在の年収に対する満足度」と尋ねたところ、「不満(とても不満+やや不満)」はアラサー世代(25〜34歳)では79.4%、アラフォー世代(35〜44歳)では78.3%。年代に関わらず、5人中4人近くが給料に不満を持っているようだ。
給料はどのくらい欲しいのだろうか。現在の年収に不満を感じている人に「現在の年収がどれだけあれば満足できますか?」と聞くと、「800万円以上」と回答したのはアラサー世代では40.4%、アラフォー世代では55.8%だった。
R25編集部とM1・F1総研では、「実際のアラサ―世代の平均年収は約450万円で、年収800万円以上の人はわずか6%に過ぎないことを考えると、彼らの『希望水準』と『現実』とのギャップが極めて大きいことが分かる」とコメントしている。
「10年後の年収」について尋ねると、アラサー世代では「増えそう(かなり増えそう+やや増えそう)」が62.0%、「今と変わらない」が29.7%、「減りそう(やや減りそう+かなり減りそう)」が8.4%。一方、アラフォー世代では「増えそう」が37.6%、「今と変わらない」が33.7%、「減りそう」が28.7%だった。
「増えそう」の割合はアラフォー世代よりアラサー世代の方が24.4ポイント高いが、「多くの不安を抱えていると言われるアラサ―世代も、意外なほど“楽観的”であることが分かる。自分の能力に自信を持っているからだとも考えられる」(R25編集部とM1・F1総研)
インターネットによる調査で、対象は首都圏(1都3県)在住で25〜44歳の会社員900人。調査期間は6月7日と8日。
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