IEのお気に入り情報を複数ブラウザで共有できる「どこでもUtility」

ノベラックが運営する「どこでもUtility」を使うと、いつでもどこでも同じIE環境が利用できるほか、ファイルの圧縮や暗号化もIEだけでできる。

» 2010年04月05日 13時38分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 会社や自宅、ネットカフェなどでInternet Explorer(IE)を立ち上げたときに、普段使っている「お気に入り」やRSSフィードを同じように使いたいと思うことはないだろうか。ノベラックが運営する「どこでもUtility」は、「いつでもどこでも同じInternet Explorer環境を」を実現するWebサービスだ。

どこでもUtility

 どこでもUtilityが提供するサービスは、「どこでもMyブラウザ」「どこでも圧縮解凍」「どこでも暗号化」の3つ。すべてIE 6/7/8が対象で、ActiveXを利用する。さっそく、各機能を見てみよう。

 どこでもMyブラウザでは、IEのお気に入りやRSSフィード、オートコンプリート設定(※)をオンラインでバックアップする。1つのアカウントで5つの設定を保管できるので、仕事用、趣味用などオン・オフに合わせてIEを使い分けられる。なお、お気に入り情報は、Firefox/Opera/Safariなどからオンラインブックマークとして参照することも可能だ。

※RSSフィードとオートコンプリート設定のバックアップは、IE 7/8のみ対応

 どこでも圧縮解凍は、圧縮したいファイルをIEにドラッグ&ドロップするだけでZIP形式で出力する。また、解凍できるファイルは、ZIP/LZH/RARなど15形式に対応している。

 どこでも暗号化は、暗号化したいファイルをIEにドラッグ&ドロップするだけで、同一ユーザーだけが復号できる暗号化ファイルを作成する(暗号化方式はAES 256)。なお、暗号化時に暗号化キーを指定することで、別ユーザーも復号できるようになる。オフライン時など、IEが利用できない環境のユーザーは、専用の復号ツールも提供される。

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