運用担当者が楽になる――クラウド型ストレージを選ぶ3つのポイントNTT ComのBizストレージ

自社内のファイルサーバをクラウド型ストレージに置き換える。そんな流れが注目を集めているが、クラウドに「不安」という声も聞く。運用コスト、サポート、セキュリティという3つのポイントが重要だ。

» 2010年03月01日 00時00分 公開
[PR/Business Media 誠]
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 ファイルサーバをクラウドに――。自社内に設置していたファイルサーバをクラウド(インターネット上)のストレージサービスに置き換える。そんな流れが注目を集めている。

クラウドサービスって本当に使えるの?

 例えば、米Amazon.comが開発者向けに提供するクラウド型ストレージ「Amazon S3」。1Gバイトから利用できるオンラインストレージで、利用に応じて容量を無制限に追加できる(有償)のが特徴だ。多額の初期投資なく始められて、事業の規模に応じて最小限の投資で容量を増やせるのがクラウド型ストレージの良さだが、その一方で一般企業の担当者からは、こうしたサービスについて「不安」という声も聞く。

 開発者ならいざ知らず、通常のビジネスで利用するには日本語のサポートが不可欠。特に国内にサポート部隊がいないと、社内のヘルプデスクと化したIT担当者の業務が止まりかねない。専任の担当者をおける大企業ならまだしも、いくつかの業務を兼任し、ITスキルもさまざまな中堅企業の担当者にとって、これは悪夢だ。

 また、ビジネスユースでファイルサーバをクラウド型ストレージにリプレイスする場合、機密情報の保護やウイルス対策などのセキュリティ対策は必須。万が一、機密情報が漏えいしたとき、海外のサーバでは満足に原因が分からなかったり、現地の法令にしばられて、適切な情報の開示が得られないケースもある。

 とはいえ、自社内でファイルサーバを構築することにこだわっていると、セキュリティ対策やバックアップなどの運用も大変だ。同じロケーションにいても少なくない負担が、支社も含めての対応となると相当な負荷になる。また、本社では大きな容量を使うファイルサーバが、支社ではあまり使われていなかったり、支社間でも容量に差があったりなど、使用容量にばらつきがでるのも非効率だ。各種業務データが増大するのに伴い、計画的な設備投資も難しくなるのである。災害対策なども考えると、最悪の事態を想定した設備のない自社内に設置するリスクは計り知れない。

 そうなると、しっかりした設備やセキュリティ対策が施されたデータセンターが安心だ。できれば、必要に応じて容量を増減できるクラウド型ストレージサービスが望ましい。「ファイルサーバをクラウド化して、運用コストを削減したい。でもサポートやセキュリティが不安」――このあたりが現場担当者の悩ましい本音ではないだろうか。

サポートもセキュリティも――NTT Comのクラウド型ストレージサービス「Bizストレージ」

 コスト削減、サポート、セキュリティの3つがクラウド型ストレージサービスを選ぶポイントだとすると、担当者にオススメなのが、1月にスタートしたNTTコミュニケーションズ(NTT Com)の「Bizストレージ」。100Gバイトから最大10Tバイトまでのデータが保存できるクラウド型ストレージサービスである。

 大きな特徴は、

  • NTT ComのVPNを通じてアクセスする

 こと。インターネットを介さずVPN(Virtual Private Network:仮想プライベートネットワーク)を利用するため、自社内で運用していたファイルサーバ同等のセキュリティが維持できる。もちろん同社のモバイルサービス(モバイル/リモートアクセス)を通じて社外からのアクセスも可能だ。通常のクラウドサービスでは、回線とストレージで保守窓口が異なるが、回線も提供するNTT ComのBizストレージでは窓口が1つになるので、トラブル時の対応もスムーズになる。

 通常ファイルサーバを統合した場合、自社内であってもデータセンターであってもトラフィックが集中する。これまでは広帯域の回線が必要だった。Bizストレージの場合、こうしたトラフィックの集中を意識することなく利用できるアプリケーション接続サービスを活用できる。場合によってはWANコストの低減が図れるかもしれない。

 設備面でのメリットも大きい。

  • データセンターはNTT Comの電気通信ビルで運用

 通信キャリアならではの耐震構造のビルで、防火対策や電源対策、セキュリティ対策など、ストレージを維持するための設備を備えている。さらに、

  • 24時間365日受け付ける保守窓口を設置

 平日ビジネスタイムであれば、カスタマーサポート窓口も設けている。このほか、Bizストレージ上にデータを保存する場合にウイルスチェックを行う機能や、アクセスログをWindowsイベントログ形式で提供する機能を標準搭載。追加費用なしで利用できるオプション機能としては、データの差分を世代単位でバックアップするスナップショット機能や、Active Directoryとの連携機能も用意している。

 現場に影響がありそうなのは、実際の操作感覚。Bizストレージは専用のクライアントソフトウェアも不要で、Windowsのエクスプローラから利用できる。導入後も、ファイルのドラッグ&ドロップや編集作業がこれまで通り可能――というわけだ。

今なら無償トライアルも

 価格は、初期費用がVPNごとに必要となるアプリケーション接続サービスが2100円。Bizストレージのサーバ設定工事費が2万1000円。月額利用料は、アプリケーション接続サービスがVPNごとに7350円。Bizストレージが100Gバイトが2万1000円。それ以降は1.1Tバイト未満まで100Gバイト増えるごとに2万1000円追加。1.1Tバイト以降は100Gバイトごとに1万8900円の追加となる。

 導入までの期間は、要件定義から始まる自社内設置では数カ月かかるが、Bizストレージでは申し込みから2週間ほど。最低利用期間は設定されていないので、短期的なケースや臨時の場合もノーリスクなのである。逆に言えば、現在使っているファイルサーバをすべてBizストレージに移管する必要もない。現状のファイルサーバを運用しつつ、部署単位などでスモールスタートし、徐々に全社のファイルサーバを統合するというシナリオも現実的だろう。

 この時期、来年度に向けてストレージの導入計画も立てている担当者も多いはず。Bizストレージへアウトソーシングすることによって、機器故障時の対応、ファイルのバックアップ、セキュリティ対策、ウイルス対策――から運用担当者が自由になれる。今なら無償で2週間利用できるトライアルも活用可能だ。この機会にクラウド型ストレージサービスを試してみてはいかがだろうか。

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アイティメディア営業企画/制作:誠 Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2010年3月31日