Grani 4.2公開、Jリーグ「セレッソ大阪」とのコラボ版も

フェンリルが提供する入門者向けブラウザ「Grani」がバージョンアップし、Windows 7の新機能に対応。セレッソ大阪とのコラボ版も公開した。

» 2010年02月25日 12時51分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 フェンリルは2月25日、Webブラウザ「Grani(グラニ)」の最新版「Grani 4.2」を公開した。Windows 2000/XP/Vista/7で利用できる。


 Graniは、多機能なWebブラウザとして知られる「Sleipnir」の機能を簡易化した入門者向けブラウザ。カラフルなフレームスキンを多数用意するなど、デザイン性も重視している。

 今回のGrani 4.2では、フェンリルの上位ブラウザ「Sleipnir」と同じく、Windows 7の新機能「Aero Peek」に対応。Windows 7でAeroが有効になっている環境で利用できる。タ スクバーのアイコンにマウスカーソルを重ねるだけで、Sleipnirで開いているWebページをタブごとにサムネイル表示でき、直接タブを閉じたり切り替えたりといった操作が可能だ。

Aero Peek

 「データ実行防止(DEP)」機能にも対応し、ウイルスやワームなどがコンピュータを操作して乗っ取るバッファオーバーフロー攻撃などを防ぐという。利用できるのはOSがWindows XP/Vista/7の場合で、ハードウェアもDEP対応している必要がある。

 同日、Grani 4.2をベースに、Jリーグクラブ「セレッソ大阪」を運営する大阪サッカークラブと提携して開発したという「Cerezo × Grani」も提供を開始した。


 セレッソ大阪のクラブカラーであるピンクとネイビーをデザインに取り入れ、ホームページアイコンはクラブのホームスタジアムである長居スタジアムがモチーフ。フレーム右上にはセレッソ大阪オンラインショップの検索ボタンを配し、選手の公式ブログやイベント情報などをあらかじめRSSフィードに登録してある。

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