NECのSaaS型グループウェア「OfficeForce」が価格を改定し、1IDあたり1680円だった従来価格を、840円〜に引き下げた。
NECは2月2日、SaaS型グループウェア「OfficeForce」の価格を改定した。従来比で最大50%の値下げとなる。クライアントPCの動作環境は、OSがWindows XP/Vista/7、ブラウザがInternet Explorer 6.0〜8.0。
OfficeForceは、メールやスケジュール管理、ポータル機能などを利用できるグループウェア。自社サーバインストール型のグループウェア「StarOffice」のSaaS版という位置付けで、自社内設備を持たずに利用できる。
今回価格を改定したのは、従業員800人以上の中規模/大規模企業向けサービス「OfficeForce Standard」で、従来は1IDあたり1680円だった価格を、利用ID数と契約期間に応じて840〜1312.5円に変更した。
ID数 | 1IDあたりの標準価格 | 1IDあたりの3年契約時価格 |
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800〜1000 | 1312.5円 | 1207.5円 |
1001〜3000 | 1155円 | 1050円 |
3001〜5000 | 1050円 | 945円 |
5001〜 | 945円 | 840円 |
機能面も強化し、許可されたPC以外から接続できなくする「IPアドレス制限」や、「VPN/専用線接続サービス」(オプション価格5万円、初期費用40万円)を追加。携帯電話からの利用も50IDまでは無料にするなど、社外からの利用がしやすくなったという。
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