Google日本語入力に新版、郵便番号変換やひらがな英語変換など可能に

Google日本語入力がバージョンアップし、郵便番号から住所への変換や、ひらがなから英単語への変換が可能になった。

» 2010年01月29日 13時22分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 Google日本法人は1月29日、日本語入力システム「Google日本語入力(ベータ)」をバージョンアップし、郵便番号を住所に変換できる機能などを追加した。Webサイトから無料でダウンロードできる。すでにインストールしている場合は最新版に自動更新される。対応OSはWindows XP/Vista/7とMac OS。

 2009年12月にβ版を公開したGoogle日本語入力は、Web上のデータから自動で辞書を作成しており、新語や専門用語、芸能人の名前などを変換しやすいのが特徴。冒頭の数文字を入力すると候補語を提示するサジェスト機能も搭載している。

 最新版の新機能と変更点は以下の通り。

  • 郵便番号から住所への変換:[100-0000]→[東京都千代田区]など
  • ひらがなから英単語への変換:[あんどろいど]→[Android]など
  • テンキー入力のサポート
  • かな入力機能の修正
  • 変換精度の向上
  • 安定性の向上

 Google Japan Blogによると、今回追加した新機能はユーザーからの要望が特に多かったもので、「Web上のデータをGoogleの大規模分散処理システムMapReduceを用いて処理」「ひらがなから英単語への変換に用いる辞書も、Web上の大量のデータを用いて自動生成」しているという。

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