Google日本語入力がバージョンアップし、郵便番号から住所への変換や、ひらがなから英単語への変換が可能になった。
Google日本法人は1月29日、日本語入力システム「Google日本語入力(ベータ)」をバージョンアップし、郵便番号を住所に変換できる機能などを追加した。Webサイトから無料でダウンロードできる。すでにインストールしている場合は最新版に自動更新される。対応OSはWindows XP/Vista/7とMac OS。
2009年12月にβ版を公開したGoogle日本語入力は、Web上のデータから自動で辞書を作成しており、新語や専門用語、芸能人の名前などを変換しやすいのが特徴。冒頭の数文字を入力すると候補語を提示するサジェスト機能も搭載している。
最新版の新機能と変更点は以下の通り。
Google Japan Blogによると、今回追加した新機能はユーザーからの要望が特に多かったもので、「Web上のデータをGoogleの大規模分散処理システムMapReduceを用いて処理」「ひらがなから英単語への変換に用いる辞書も、Web上の大量のデータを用いて自動生成」しているという。
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