世の中「四角形と矢印」でできている:『レッドクリフ』の人物相関を図解通訳してみる (1/2)
わたしたちは情報をインプットして、理解し、記憶するときには必ず「絵」にしています。本連載では入ってきた情報を整理・分析し、他人に分かりやすく伝える技術「図解通訳」を紹介。今回からいよいよ実践に入ります。ユニクロのビジネスモデルや三国志の人物相関を図解通訳してみましょう。
前回は、「四角形と矢印」、そのバリエーションを使って、問題の分解や要素のグループ化を解説しました。今回からはいよいよ実践です。とはいえ、かんたんな図形の組み合わせだけですから、気軽にトライしてみましょう。
実践練習1 ユニクロのビジネスモデルを図解でメモしてみる
さあ、そろそろ腕がムズムズしてきて実際に図解通訳をやってみたくなった読者も多いのではないでしょうか? そこで、腕ためしにうってつけの演習をやってみましょう。
ここではユニクロの事業モデルの概要を図解にしてみます。ユニクロは国内外に店舗展開する製造から小売までを一貫して行うSPAと呼ばれる業態です。中国で生産し、非常に低コストで大量の衣料品を提供しています。それではユニクロの商売を簡単に図解にしてみましょう。
説明文が4つのブロックに分かれていますので、文章と図を見比べて自分なりに描いていく手順をシミュレーションしてみましょう。
Aブロック
事業モデル
- 「ユニクロ」はファーストリテイリングが運営する衣料ブランド
- 世界6位の売上
- ローコスト、ハイクオリティをモットーとする製造から小売までを一貫して行うSPA型の事業モデル
Bブロック
仕入と製造
- 90%は中国生産で、約70社のパートナーと取引
- 大量発注と原材料を100%買い取りによるコストダウン
Cブロック
販売
- 顧客はファミリー層が中心
- ユニクロは日本全国で約760店舗を展開
- 海外は5 ヶ国にまで広がっている
- オンラインストアでも通販を行っている
Dブロック
アライアンス
- 東レとの業務提携によりヒートテックの開発に成功
完成例
どうですか? この問題ではブロックごとに順を追って描いていくだけなので簡単だったでしょう。このように、要素ごとの関係性、要素のグループ化や分類を「四角形と矢印」の組み合わせで、表現するのが、図解思考のコツです。
それでは、もう1問やってみましょう。次は、いわゆる人物相関図です。
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