専用紙不要、文字書き込み特化のデジタル“手書きパッド”――ゼブラから仕事耕具

ゼブラの「TegakiPAD(手書きパッド)」は、デジタルペンとA4サイズの電子ボードのセット。デジタルペンとしての用途に加え、PCと接続することでペンタブレットとしても使用できるのが特徴だ。

» 2009年11月18日 19時21分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 ゼブラは、A4タブレット型デジタルペン「TegakiPAD(手書きパッド)」を11月24日に発売する。価格は1万9950円。Windows XP/Vista/7に対応する。


 TegakiPADは、A4サイズのタブレットとデジタルペンのセット。紙に書き込んだ筆跡をデジタルデータとして保存できる。書き込みには専用紙を必要とせず、一般的なリポート用紙やコピー用紙を使用できるのが特徴だ。

 ノイズに強く安定性が高いという電磁誘導方式を採用。超音波方式などとは異なり、ペンの位置を直接ボード側で捕捉するため、アナログデータをデジタル化する際に「再現度が高い」という。解像度は2000lpi、サンプリングレートは秒間125回で、「位置精度が高く、紙面を見ながらの書き込みなどに適している」(ゼブラ)としている。バンドルソフトには「TegakiPAD NOTE」を同梱し、取り込んだPDFファイルや画像ファイルに手書きで追記し、画像ファイルや独自形式での保存が可能だ。

 ペンは単四形アルカリ乾電池1本で約6000時間使用でき、ボードはUSBバスパワーで駆動する。ペンのサイズは138.0×15.8ミリ(全長×軸径)、重さは28.3グラム。ボードは349×251×11.5ミリ(縦×横×厚さ)、重さは574グラム。ペンとボードに加え、スペアのボールペン芯やスタイラス、USBケーブルが付属する。

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