ジャストシステムのタスク管理ソフト「xfy Planner」がバージョンアップ。タスクリストやスケジューラ、ガントチャートがさらに使いやすくなった。動作速度も最大110%高速化したという。
ジャストシステムは10月29日、無償のテンプレートファイルを追加することで、見た目をさまざまに切り替えられるタスク管理ソフト「xfy Planner(エクスファイ・プランナー)」の最新版を公開した。利用料は月額300円で、無償で30日間使用できる試用版も用意している。対応OSはWindows Vista/XP/7。
xfy Plannerは、日々のToDoチェックや進捗管理、アイデアメモなどを行えるタスク管理ソフト。「リフィル」と呼ばれるテンプレートファイルを使って、インタフェースをさまざまに切り替えられるのが特徴だ。タスクリスト、ガントチャート、スケジューラといった基本的なリフィルは標準搭載しており、そのほかの追加リフィルはジャストシステムのxfy Plannerコミュニティから無償でダウンロードできる。
今回の最新版では、新たにWindows 7と64ビット版のWindows XPに対応。また、ユーザーから寄せられた声の中で多かったという動作速度の高速化を行った。「起動速度や画面切り替えの速度、常駐時の使用リソースの見直しなどをはかり、従来版と比較して20%〜110%の速度改善を実現した」(ジャストシステム)という。
タスクリスト、ガントチャート、スケジューラという基本のリフィルも、それぞれバージョンアップした。タスクリストでは、複数のタスクをタスクテンプレートセットとして登録が可能に。スケジューラでは「期間設定のない未完了のタスク」を、空き時間にドラッグ&ドロップで登録できるようになった。ガントチャートは、タスク完了の目安となるマイルストーンを設定できる機能を追加した。
新たなリフィルも追加しており、大きな紙に付せんを貼る感覚でタスク整理できる「フリーマッピング」や、はてなの進行管理方法として知られる「あしか」をモチーフとしたリフィル、タスクにとりかかる「意欲・意思」と「難易度」のマトリクス上にタスクを配置できる「ウォント×ハード」などをそろえている。
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