7ワットから0.49ワットに――待機時消費電力を大幅削減、NECのプロジェクタ仕事耕具

NECディスプレイソリューションズは、プロジェクタ「ビューライト」シリーズのスタンダードモデルとして4機種を発売。省電力モードを選択した場合、スタンバイ時の消費電力が0.49ワットと従来の7ワットに比較して大幅に削減した。

» 2009年10月20日 19時17分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 NECディスプレイソリューションズは、プロジェクタ「ビューライト」シリーズのスタンダードモデルとして、「NP215J」「NP210J」「NP115J」「NP110J」の4機種を11月2日に発売する。価格はオープンプライスだが、想定価格は5万5000円〜8万円前後の見込み。

新発売の「NP215J」「NP210J」「NP115J」「NP110J」
製品名 解像度 明るさ コントラスト比 大きさ 重さ 想定価格
NP215J 1024×768ドット 2500ルーメン 2000:1 310×95×247ミリ 約2.5キロ 8万円前後
NP210J 2200ルーメン 7万円前後
NP115J 800×600ドット 2500ルーメン 6万円前後
NP110J 2200ルーメン 5万5000円前後

 新機種ではいずれも「クイックスタート」「クイックパワーオフ」を搭載。電源を入れてから約7秒で接続しているPCやビデオの映像を投影できるほか、電源を切ると同時に冷却ファンが止まり、素早く片付けられるようになった。また、投影中にスイッチ付き電源タップのスイッチなどで電源をオフにできる「ダイレクトパワーオフ」にも対応した。

 省電力モードを選択した場合、スタンバイ時の消費電力が0.49ワットと従来の7ワットに比較して大幅に削減。省エネルギーモードの「エコモード」を選択すると、明るさが通常時の約90%に低下し、ランプ交換時間(目安)を最大5000時間に延長できるという。また、エコモードをオンにした時の省エネ効果をCO2排出削減量に換算して表示するカーボンメーター機能を搭載するなどエコに配慮している。

 このほか、7ワットのモノラルスピーカを内蔵。「教室や会議室などの広い空間でも十分な音量を出せる」という。

 入力端子は、映像がミニD-Sub(15ピン)とSビデオ端子、コンポジット端子を1つずつ、音声がステレオミニジャックを1つ備える。出力端子はミニD-sub(15ピン)を1つ備えている。なお、NP215Jにはイーサネットポートも備えた。

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