ロゼッタストーン・ジャパンは、20代〜30代の男女500人を対象に「英語」に関する実態調査を実施。「英語」に対する意識と本音が明らかになった。
「外国人に英語で話しかけられたらどうする?」「英語のどの分野が苦手?」「これまでに英語の勉強に費やした金額は?」――。
語学学習ソフト「Rosetta Stone」を販売するロゼッタストーン・ジャパンが、20代〜30代の男女500人(有職者/男性250人、女性250人)を対象に「英語」に関する実態調査を実施。「英語」に対する意識と本音が明らかになった。
「「街で外国人に英語で話しかけられてうまく聞き取れなかった経験がある」と答えたのは、回答者のうちの80%。その具体的な状況は以下の通りだ。
「早口で分からなかったので逃げた」というように、8%が「外国人に英語で話しかけられて、聞こえないフリまたは逃げた経験がある」と答えた。このほか、英語にまつわる失敗談も多かった。
英語で失敗をしたことがある人は多いようだが、英語のどの分野が苦手なのだろうか。複数回答で聞いたところ、最も多かった回答は、「スピーキング」で76%。続いて、「ヒアリング」(60%)、「発音」(51%)、「文法」(49%)、「語彙(ごい)」(46%)、「読解」(36%)の順となった。また、英語で最も身につけたいものとしても、「スピーキング」(53%)で圧倒的に多かった。
なお、「英語を話せるようになりたいと思うか」という質問に対して、「とても思う」「やや思う」と回答したのは93%。実に9割以上の人が「英語を話せるようになりたい」と感じているようだ。
では実際にこれまでどのような方法で英語を勉強していたのだろうか。複数回答で最も多かったのは、「テキストを買って勉強する」で51%。以下、「テレビ・ラジオの英語教育番組」(46%)、「英会話スクールに通う」(37%)、「英字新聞を読む」(23%)が続く。
過去に英語に費やした合計金額の平均は34万8780円。ちなみに100万円以上が13%、50万円〜100万円が9%を占めており、5人に1人が50万円以上の金額を英語学習に費やしている結果となった。そして最高額は700万円。英語学習にかなりの金額を費やしているにも関わらず、「英語が話せない、聞き取れない」という現実が明らかとなった。
「今後新たな英語学習ツールとして、試してみたいものはどれですか?(複数回答)」という質問に対し、最も多かった答えは、Webサイト、eラーニングなどの「オンライン学習」(33%)。続いて、「ゲーム機器」(32%)、「PCソフト」(31%)、「携帯電話向け(iPhone除く)学習ツール」(19%)、「iPhone向け学習ツール」(10%)という結果となった。
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