ファイルを保存する際、ついついデスクトップを指定してしまうことはよくある。プレースバーによく使う保存先フォルダを登録すれば、デスクトップ上が散らからないようになる。
ファイルを保存する際、保存先をいちいち指定するのが面倒で、ついついデスクトップを保存先として指定してしまうことはよくある。その結果デスクトップ上が大量のアイコンであふれかえってしまい、ファイルを探しにくくしてしまっている──というのは、ありがちな話である。
保存先にデスクトップを指定してしまいがちな原因のひとつに、「名前をつけて保存」ダイアログの左端にあるプレースバーの存在が挙げられる。例えばWindows XPの場合、プレースバーには「最近使ったファイル」「デスクトップ」「マイ ドキュメント」「マイ コンピュータ」「マイ ネットワーク」の5つがプリセットされているが、通常これらはカスタマイズできないため、ついついこの中から手頃な保存先として「デスクトップ」を選んでしまい、先のような乱雑なデスクトップを生み出してしまうというわけである。
ここで出番となるのが「iris」だ。このソフトを使えば、プレースバーの5つのショートカットを自由にカスタマイズできる。マイドキュメントの下層深くにあるフォルダはもちろん、外付HDDやリムーバブルドライブ、さらにはネットワークドライブなども指定できるので、よく使うフォルダを登録しておくことで、それらをワンクリックで指定できるようになる。安易にデスクトップを保存先に指定することがなくなるため、つねにスッキリしたデスクトップを維持できるようになる、というわけだ。
ちなみに、Word、ExcelなどOfficeファミリーのソフトについては、このソフトを用いたカスタマイズは行えない。これはOfficeファミリーのプレースバーが独自方式を用いていることが原因で、ダイアログの右上にある「ツール」から「マイプレースに追加」を用いることでカスタマイズが行える。詳細については以前の記事で紹介しているので、あわせて参考にしてほしい。
ソフト名 | 作者 | 利用料 |
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iris | 鳳城白兎 | 無料 |
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