ソニーは、ICレコーダーの新製品7モデルを発売する。廉価版のAXシリーズやBXシリーズにもノイズカット機能を初めて採用し、これで全機種でノイズカット機能を搭載したという。
ソニーは、ICレコーダーの新製品7モデルを10月21日に発売する。価格はオープンだが、店頭想定価格は6000円〜2万5000円前後。
新製品は、リニアPCM録音に対応した高音質・高機能でビジネス向けの「SXシリーズ」として「ICD-SX950」(2万5000円前後)、「ICD-SX850」(2面円前後)、コンパクトボディでビジネスや語学学習向けの「UXシリーズ」として「ICD-UX400F」(1万5000円前後)、「ICD-UX300F」(1万3000円前後)、「ICD-UX200」(1万円前後)、USB端子を搭載しPCとダイレクトに接続できる「AXシリーズ」には「ICD-AX80」(1万円前後)、PC接続非対応のシンプルな「BXシリーズ」には「ICD-BX80」(6000円前後)――といった4シリーズ7モデル。AX、BXの両シリーズにノイズカット機能を初めて採用し、これで全機種でノイズカット機能を搭載したことになる。「ノイズを低減して人の声が聴きやすくなった」としている。
ICD-SX950とICD-SX850では、これまでは別売の「電話録音マイク」を本体に付属。「従来から本体と組み合わせて利用することが多かった電話録音マイクを付属することで、大切な商談時の通話内容などを手軽に記録できる」としている。本体表面はクリアコーティングで仕上げた。録音中に手などが触れることで生ずるタッチノイズを従来機種比で約3分の1〜5分の1程度に低減した。
ICD-UX400F、ICD-UX300F、ICD-UX200では、5行表示が可能で、従来機種比約2.3倍となる大画面や、前面十字キーを採用し、操作性を向上させた。キャップの装着脱が不要なスライド式のUSB端子を採用し、PCとの接続がより快適になったという。音程をキープしながら再生スピードを21段階で調節できるデジタルピッチコントロールも搭載。このほか、ソニーの国内向けICレコーダーとしては初めてFMチューナーを搭載している。
型番 | 想定価格 | 内蔵メモリ | 録音形式 | 再生形式 | 大きさ (幅×奥行き×高さ) |
重さ | 電源 | カラー |
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ICD-SX950 | 2万5000円前後 | 8Gバイト | リニアPCM MP3 LPEC |
リニアPCM MP3 LPEC WMA |
31.3×130.0×15.4ミリ | 約77グラム | 充電池/乾電池(単四形×2) | ブラック シルバー ボルドーレッド |
ICD-SX850 | 2万円前後 | 4Gバイト | ||||||
ICD-UX200 | 1万円前後 | 2Gバイト | MP3 | MP3 WMA AAC |
36.6×98.5×14.6ミリ | 約58グラム | 充電池/乾電池(単四形×1) | シャンパンゴールド ブラック レッド シルバー ホワイト ピンク |
ICD-UX300F | 1万3000円前後 | 4Gバイト | ||||||
ICD-UX400F | 1万5000円前後 | 8Gバイト | ||||||
ICD-AX80 | 1万円前後 | 2Gバイト | MP3 | 46.0×115.5×22.0ミリ | 約86グラム | 乾電池(単四形×2) | シルバー ピンク |
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ICD-BX80 | 6000円前後 | 2Gバイト | 37.0×111.0×21.2ミリ | 約71グラム | シルバー | |||
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