“弁当男子”ならぬ“サンドイッチ男子”のための連載「迷わずはさめよ、はさめば分かるさ!」。第2回は、和風なサンドイッチとして「焼きそばパン」を作ります。
“弁当男子”ならぬ“サンドイッチ男子”のための連載「迷わずはさめよ、はさめば分かるさ!」。第1回のピーナツバター&ジェリーに続く第2回は、和風なサンドイッチとして「焼きそばパン」を作ります。惣菜パンの定番として、馴染み深い焼きそばパン。高校時代の購買部では、真っ先に売り切れになったあの懐かしのパンです。
学生時代には奪い合うようにして食べていた焼そばパンも、社会人になると口にする機会がぐっと減ります。コンビニのサンドイッチコーナーの片隅で、中途半端に高めの価格で売られているくらいです。
そんな焼そばパンのメリットは、ボリュームがあってお腹いっぱいになれる点。それが学生に人気がある一因であることは間違いありません。だったらビジネスランチとしてもイケるのではないでしょうか。作り方もさほど難しくないだろうということで、今回試作してみました。
ふつう焼そばパンといえば、ソース味が本道。しかし、塩焼そばもアリではないかと考え、今回はソース味と塩味の両方を試作しました。
ソースタイプは、いわゆる焼そばパンの懐かしい味がします。想像通りの味です。一方の塩タイプも、あっさりしていて意外にイケます。ソースだと途中でくどさを覚えますが、塩だとスルリと食べられます。また、こちらのほうがマスタード、マヨネーズの風味をしっかりと味わえました。
ひとことでまとめると、焼きそばパンにふさわしいのは、「キャベツだけの焼きそば」だということ。キャベツはほんの少々でOK。焼きそば単体として食べるには物足りないくらいが、焼きそばパンとしてはもっともおいしく感じると思います。イメージとしては、屋外バーベキューの最後に余ったキャベツで作る中途半端な焼きそば、アレです。
惣菜パンは作るのが面倒なイメージがありますが、中身の焼そばさえ作ってしまえば完成したも同然です。ビジネスランチのレパートリーにぜひ。これからの暑い季節、個人的にはあっさり系の「塩味」をオススメします。
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