ピーター・センゲらが、150人強の科学者・起業家にインタビューした『出現する未来』。自らの意識変化を整理していて、これを読めばスティーブ・ジョブズのように内なる声を聞けるようになるかもしれない。
『最強組織の法則』で有名なピーター・センゲらが、150人強の科学者・起業家にインタビュー。未来を創造するための意識変化を考察したのが『出現する未来』。ビジネスと精神性の結びつきについて、物語仕立てで理解できる。
意識変化のあり方が「U字理論」として整理されている。
スティーブ・ジョブズが「内なる声を聞け」とスピーチしたのは有名だ。重要なのは、いかに「聞く」か。若者に座禅や瞑想が流行しつつある。普段の仕事や生活から離れ、時には独り自分と向きあう。自分の内側から、何かが現れる。そこに従うことで、未来を手にすることができる。
RCF代表取締役。一橋大学卒業後、バー経営、マッキンゼーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。創業前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上の経営・企業相談を受けてきた。ブログに毎日書評を掲載し、現在1000冊超。
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