ビジネスユースに適したユニークな付箋紙3選+α3分LifeHacking

一風変わった特徴を持つ、ビジネスユース向けのユニークな付箋をいくつか紹介しよう。

» 2009年08月10日 12時00分 公開
[kizuki,Business Media 誠]

 かつては色とサイズくらいしかバリエーションを持たなかった付箋紙だが、現在ではさまざまな付加価値を持ったユニークな付箋紙が各メーカーから発売され、文具店では専用の売り場が設けられるようになりつつある。今回は一風変わった特徴を持つ、ビジネスユースに適したユニークな付箋+αを紹介しよう。

手帳やノートにポケットを作れる「ポケット付箋」

「ポケット付箋」。1冊につき20シート

 最初に紹介するのは「ポケット付箋」だ。製品名が示すように、ノートや手帳の好きなところに、名刺やメモやレシートなどを挟むためのポケットを作れる製品だ。

 ノートや手帳の表紙ウラなどに貼り付けるポリプロピレン素材のポケットはよく見かけるが、本製品は粘着強度が付箋紙と同じ程度であるため、何度でも貼り直せるのが大きな違いと言える。例えば、相手からもらった名刺を当日の商談内容を書き留めたページに貼り付けて保管し、次に商談があるたびにそのページにポケットごと移動させるといった使い方ができるわけだ。

 紙というよりもフィルムに近い素材でできており、半透明であるため、内容物を確認しやすいのもメリットだ。ロッカーやキャビネットの側面にメモを挟む用途にも使えるだろう。

(左)素材はフィルム状で半透明。(中央)表面にはメモも記入できる。手帳やノートのページに貼り付けた状態。名刺やメモ、レシートなどを挟み込むのに便利。(右)台紙ごと折り返して手帳に挟むこともできる

本日のレシピ(その1)
製品名 実売価格 発売元
ポケット付箋 294円 ビジョンクエスト

付箋式のToDoリスト「付箋式リストメモ」

「付箋式リストメモ」。黒のほか茶、橙(だいだい)がラインアップ

 次に紹介するのが、フィグラーレブランドの付箋メモだ。ToDoリストの罫があらかじめプリントされており、タスクを手軽に書き込んで利用することができる。

 行末にはふたつのチェックボックスがあり、着手や進捗を効率的に管理できる。付箋の特長を生かして貼り直しができるので、業務で使うノートや手帳の最新のページに貼り付けてタスクを管理し、ページを使い切ったら新たなページに移動させるといった使い方ができる。GTDとの相性もよさそうだ。

 サイズは120×85ミリとタテに長く、付箋紙というよりもメモ帳に近い雰囲気を持つ。1冊につき50シートをもち、1シートあたり16個のタスクを書き込むことができる。

(左)ToDoリストの罫をあらかじめプリントしている。(中央)手帳やノートに貼り付けて使える。ページ間の移動も自由自在だ(右)ノートPCなどに貼り付けることも可能

本日のレシピ(その2)
製品名 実売価格 発売元
フィグラーレ 付箋式リストメモ 黒 ME510K 315円 アピカ

同じメモを量産できる複写式の付箋紙「メモッ多」

「メモッ多」。1冊につき60シートが付属

 複数のメンバーに同じ内容のメモを残したい場合に便利なのが「メモッ多」だ。これは付箋紙にはめずらしい複写式の製品で、何枚にもわたって同じ内容のメモを一度に残すことができるので、例えば会議の時間変更のお知らせを、複数の参加者の机に貼って回るという場合に便利に使える。

 仕組みとしては、納品書や領収書にあるカーボン式の複写と同じだと考えればよい。実際に試してみたところ、ボールペンを使って強い筆圧でメモを書けば、およそ5枚までは複写が可能だ。言うまでもないが、下敷きを挿入せずにメモを書いてしまうと、延々と裏写りをしてしまうので注意が必要だ。

 サイズは105×60ミリと、付箋としてはやや大きいが、小さい付箋紙に書き込める程度の内容であれば複写せずに手書きをするので構わないはずなので、このくらいのサイズで正解だろう。

(左)必要な枚数以上に複写しないよう、台紙を折り返して下敷きにする。(中央)やや強めにメモをとる。(右)実際に複写したメモ。実用的なのは5枚目くらいまでのようだ

本日のレシピ(その3)
製品名 実売価格 発売元
メモッ多 315円 ノグチインプレス

付箋の形をした超小型ホワイトボード「メモボード」

「メモボード」。付箋紙を模した超小型ホワイトボードとペンのセット

 最後に紹介するのは、ナカバヤシから発売されている「メモボード」だ。正確には付箋ではなく、付箋そっくりの超小型ホワイトボードといった体裁の品だ。付箋と同様、ちょっとした伝言やタスクをメモしておきたい時に重宝する。

 「電話メモ」「ToDoリスト」「行動予定」の3個でワンパッケージになっており、付属のホワイトボード用マーカーを用いて記入する。使い終わったらイレーサーで消して繰り返し使用できるメリットがある。筆記面とフレームに段差があるため、上にモノを置いても字が写ってしまうことがない。

 ちなみに、今回写真で紹介しているのは両面タイプだが、裏面にマグネットを備えた片面タイプもラインアップされている。ロッカーやキャビネットに貼り付けたい場合は、そちらのタイプを選ぶとよいだろう。

(左)「電話メモ」「ToDoリスト」「行動予定」の3個入り。裏面は無地になっている。裏面がマグネットになったタイプもラインアップする。(中央)付属のホワイトボード用ペンで用件を記入する。(右)使い終わったら消して再利用が可能だ

本日のレシピ(その4)
製品名 実売価格 発売元
メモボード 609円 ナカバヤシ

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