電車の吊り革につかまったまま快適に読書を行う3分LifeHacking

片手だけで本を安定してキープできる、読書補助具を紹介しよう。

» 2009年08月03日 09時45分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
サイズはS、M、L、XLの4サイズ。カラーは6色と豊富
幅はおよそ8センチ。中央のリングに親指を通す

 電車の中、それも満員電車で、吊り革につかまったまま読書をするのは至難の業だ。吊り革を持たないもう一方の手だけで本をホールドしようにも、指がつりかけることもしばしば。強引にページを押さえつけると、本を傷める結果にもなりかねない。

 こうした場合に便利なのが、今回紹介する「thumb thing(サムシング)」だ。これは親指に取り付けて使うページ押さえのためのアタッチメントで、ページとページの間をこれで押さえることにより、ページを開いた状態を親指1本でキープできるというスグレモノだ。これさえあれば、片手で吊り革を持った状態でも、無理なくページを開いたままの状態を維持できるというわけである。

 端から端まではおよそ8センチ。文庫本や新書、四六判などのページを効率よく押さえることができる。ページ幅が短いのに反発力がある新書などとは、特に相性がよい。カーブがちょうどよい加減でついているため、片手で本がずり落ちないようむりやり挟み込むのに比べれば、本に跡がついてしまう可能性も低い。

 ページをめくる動作についてはあまり考慮されておらず、どうしてももう一方の手を使わなくてはならなくなるので、短時間にページをペラペラめくるタイプの書籍よりも、同じページを長時間キープしておくという使い方が向いている。満員電車の中で吊り革につかまった状態で使うのであれば、次の駅までの走行中はずっと同じページをひらいて活字を目で追い、駅に着いたらページをめくる、という使い方になりそうだ。


親指に装着。第一関節の手前のところにぴったりくるようサイズを選ぶとよい。親指一本で開いた状態をキープできる

反対側から見たところ。絶妙なカーブでページを押さえこんでいることが分かる。しおりとしても使えると明記しているが、厚みがある書籍でない限り、やや無理がある

本日のレシピ
製品名 実売価格 販売元
thumb thing(サムシング) 368円 丸善

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