携帯電話向け気象情報サイト「ウェザーニュース」では、熱中症の危険性をメールで知らせるサービスを開始する。
ウェザーニューズは7月27日、携帯電話向け気象情報サイト「ウェザーニュース」の実況、予測、気象データなどを組合わせてオリジナルメールを提供する「マイソリューション」にて、「熱中症アラーム」サービスを開始する。「ウェザーニュース」の会員登録者であれば誰でも利用できる。
熱中症アラームは、自分の住所を市町村単位で登録すれば、その地域において、熱中症の危険性のある条件に達した際に携帯電話にメールが届くサービス。メールは一番軽度であり患者が出始める「警戒レベル」、患者が急激に増える「厳重警戒レベル」、体温調整が難しくなる一番重度の「運動中止レベル」の3段階に分かれており、どのレベルからメールを受け取るかを選択できる。
メールには、気象のプロによる天気に関する解説のほか、「水分補給を積極的にしましょう」「激しい運動は避けましょう」といったアドバイスも提供。配信曜日や時間なども外出日時に合わせ細かく設定可能。自分の携帯電話以外にも最大30アドレスまで配信でき、「家族や友人にも熱中症の危険性を知らせることができる」(ウェザーニューズ)という。
「ウェザーニュース」はNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの各端末で利用可能(月額315円)。アクセスは http://wni.jp から。
レベル | 危険度レベル | 気温/湿度/風速 |
---|---|---|
レベル3 | 警戒レベル | 28〜30度/50%以上/6メートル以下 |
レベル5 | 厳重警戒レベル | 31〜34度/50%以上/7メートル以下 |
レベル7 | 運動中止レベル | 35度〜/50%以上/8メートル以下 |
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