あこがれの仕事で地球を守る：ビジネスに効くゲームソフト

「大きくなったら○○になりたい」――将来の夢を語ったあのころ。そんなあこがれの職業に就くチャンスです。

　みなさんも「大きくなったら○○になりたい」と将来の夢を語ったときがあっただろう。子供のころ、なりたいものはいっぱいあった。1つや2つじゃなかったはずだ。例えば筆者の場合、

　「リカちゃん」「クリィミーマミ」「お嫁さん」「お花屋さん」「パン屋さん」「イラストレーター」「習字の先生」「スチュワーデス（現・客室乗務員）」「翻訳家」……など。

　実現不可能なものから、ちょっと現実的なものまで、毎年1回、「なりたいもの」を更新していたような気がする。

　実際に夢を実現した人もいるし、夢破れ、違う職業で頑張っている人もたくさんいると思う。仕事に疲れ、ふと「あのとき違う道に進んでいたらどうなっていたか」――そう考えるときはないだろうか。

「はたらくヒト」

　Wii用ソフト「はたらくヒト」では、50種類の仕事が楽しめる。巨大隕石から地球を救うために“通販グッズ”を買うべく、仕事をするというシュールな世界観が特徴だ。

　巨大隕石から地球を救う主人公たちのドタバタストーリーが楽しめる「はたらくヒト劇場」モードのほか、15種類の“お仕事アクション”ゲームで2人対戦ができる「お仕事バトル」モード、好きなお仕事を選んで自由にプレイできる「お仕事体験会」モードの3つのゲームモードを用意している。

　仕事は、「消防士」や「警察官」「宇宙飛行士」など子供のころあこがれたような職業から、「ボディビルダー」や「スタントマン」などちょっと変わった職業まである。

このほかスーパーの店員、料理人、ゴールキーパー、警備員、バレーボールの線審、清掃員、通販番組のスタッフ、TVカメラマン、荷物の宅配、リゾート地の船頭、ピットクルー、相撲の行司、インタビュアー、仕立て職人、美術品修復士、漁師、救急隊員、すし職人、歯医者、ベビーシッター、歌舞伎役者、ネイリスト、ニュースキャスター、メイクアップ、お化け屋敷スタッフといった職業がある

　巨大隕石から地球を守るという非現実的な設定のため、実際の職業の感覚は味わえないと思う。でも昔こんな職業にあこがれてた――なんて懐かしみながら、さまざまな仕事をのぞいてみるのもいいのではないだろうか。