以前は、学校の教室と言えば黒板が当たり前だったが、最近は教育の現場でもホワイトボードを使うことが多いようだ。小中高と黒板のある教室で授業を受けてきた筆者は「教室の黒板がホワイトボードだったらどうなるか」を考えてみた。
2009年06月30日〜2009年07月06日
オフィスの引っ越しも無事終わった先週は、回転シャープペンこと「クルトガ」の関連記事が最も多くのアクセスを集めた。「クルトガの芯が回っている様子を見たい!」という人や、「“元祖シャープペン”のことを1分で知りたい!」という人は、3位にランクインした「早川式繰出鉛筆」から「クルトガ」までをチェックしてみてほしい。
ランキングの4位には、「一味違うホワイトボード」を集めた記事がランクイン。以前は、学校の教室と言えば黒板が当たり前だったが、最近は教育の現場でもホワイトボードを使うことが多いようだ。確かにホワイトボードなら、チョークが手に付いてしまったり、粉が飛んだりといった黒板の欠点を気にすることもない。むしろ、黒板がホワイトボードよりも優れているところってあるのだろうか。というわけで、小中高と黒板のある教室で授業を受けてきた筆者は「教室の黒板がホワイトボードだったらどうなるか」を考えてみた。
――大変だ。これでは、アニメやマンガでおなじみ(ですよね。黒板消しトラップとかチョーク投げとか)の描写がほとんど成り立たなくなってしまうではないか。
携帯電話が普及したことによって、テレビドラマで「男女の絶妙なすれ違い」のシーンが描きづらくなったというのは有名な話だが、これからは黒板でも同じようなことが起こってしまうのだろうか。どうでもいいと言えばどうでもいいが、さみしいと言えばさみしいような気もするので、黒板のある教室も少しは残っていくといいなあ……と、そんなことをぼんやりと考えている次第です。
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