あなたは「ホワイトボード」を本当に知っていますか?“最新オフィス機器”動向調査

7月の総務特集は「オフィス機器」がテーマ。最新のオフィス機器の動向を調査し、生産性の高いオフィス作りに役立つ情報をお伝えしていきます。

» 2009年07月01日 19時17分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 7月の総務特集は「オフィス機器」がテーマ。一口にオフィス機器と言っても、プリンタやプロジェクタなどのデジタル製品から、キャビネットやロッカーなどの設備、ワーキングチェアやミーティングテーブルまで含めればさまざまなものがある。今回の特集ではそれらを広く取り上げて、生産性の高いオフィス作りに役立つような情報を提供していく。

 普段から使い慣れているオフィス機器でも、最新の製品は一味違う。例えば、ミーティングやちょっとしたアイデア出しにも有効なホワイトボードは、そんな製品の1つだ。各社から続々と登場している持ち運んでテーブルの上に広げられるタイプや、付せんメモサイズの超小型ホワイトボード、プロジェクタやデジタルペンと組み合わせて使う電子ホワイトボードも増えてきた。

(左)キングジムの“ぺらぺらホワイトボード”こと「ミーティングシート」。使わないときは丸めてポスターのように保管できる。(右)ナカバヤシの「メモボード」。超小型サイズで、ToDoリストなどを書き込むのにも使える

(左)プラスビジョンの電子ホワイトボード「PLUS Wireless Interactive Panel UPIC」の使用イメージ。書き込みにはアノト方式の専用デジタルペンを使う。(右)ライオン事務器のミーティングテーブル「ロティオ」。ホワイトボード部はひっくり返せば通常の天板になる

 こうした動向を押さえておけば、「テーブル設置タイプのホワイトボードを10セット用意して、リラックススペースの共用テーブルを簡易ミーティングスペースにしよう」だとか、「そもそもテーブル自体にホワイトボードを埋め込んだ製品を使ってみよう」「壁の全面をホワイトボードにしてしまおう」といった新しいアイデアも生まれてくるはず。最新オフィス機器の動向を通して、オフィス自体のあり方を考えてみる――これも本特集の目的だ。

 「最近のホワイトボードってどうなってるんだろう?」「プロジェクタやプリンタ、今のままでも使えるけど買い換えた方がいいのかな――」そんな疑問を考え始めたときに、新たな働き方が見えてくる。あなたの知らない“最新オフィス機器”動向調査。オフィス機器展 2009のイベントリポートも掲載する予定です。お楽しみに。

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