自分という人間を相手にしっかりと覚えてもらうためにも、渡す名刺は工夫したいもの。アスクルの「翌日名刺」などのWebサービスを使って自分でデザインするという手もあるが、ほとんどの人は会社支給の名刺をすでに持っているだろうから、ラベルシールを印刷できるプリンタを使って、顔写真やQRコードなどのワンポイントを追加してみるのがいいだろう。
自分の名刺に趣向をこらすのはもちろん、試してみてほしいのが「あなたの名刺(相手用の名刺)」の持ち歩き。名刺を渡した後に、相手から「すみません、今名刺を切らしておりまして……」と言われてしまうことがときどきあるが、そんなときに「名前/所属/住所/電話番号/メールアドレス」などの項目だけが書かれた白紙名刺を懐からスッと出したら、相手も驚くに違いない。
ただし、自分では決して名刺を切らすことがないように、名刺入れに加えて財布、カバン、スーツのポケットなどにも分散してある程度の枚数を持っておこう。筆者はこのほか、社員証ホルダーにもいつも数枚入れて持ち歩いている(余談だが、社員証ホルダーにSDカードや千円札などを入れておくと、いざというときに役に立つことがある)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.