日本文学100作品 『吾輩は猫である』も読めるカシオの電子辞書仕事耕具

カシオ計算機は、電子辞書「エクスワード」シリーズとして、国内最多の120コンテンツと「日本文学100作品」を収録した「XD-GF6500」を発売する。

» 2009年06月09日 18時05分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機は、電子辞書エクスワード」シリーズとして、国内最多の120コンテンツと「日本文学100作品」を収録した「XD-GF6500」を6月19日に発売する。オープン価格で、実勢価格は3万3000円前後の見込み。


 英語/国語/学習コンテンツなどに加え、「裁判員のための法廷用語ハンドブック」(三省堂)、「問題な日本語」(大修館書店)などの生活・実用コンテンツも多数収録。夏目漱石の『吾輩は猫である』をはじめとする日本文学の100作品も収録した。

 いずれもメインパネルと手書きパネルで直感的な操作が行える「ツインタッチパネル」を搭載。メインパネルには、使用頻度の高い機能をタッチ操作で実行できる「クイックパレット」を備え、ネイティブ発音、コンテンツ間のジャンプ、コンテンツの選択などが液晶画面とクイックパレットに触れるだけで実行できる。

 本体の傾きを検知する「アクションセンサー」も内蔵。収録した11カ国語旅行会話集の例文表示中に画面を相手側に傾ければ、例文を相手側に「対面表示」できる。PC経由で取り込んだテキストデータの閲覧中には、本体を縦方向に持てば縦書きの「ブックスタイル表示」に切り替わり、画面を左右に傾けるだけでページ送りが可能だ。

 インタフェースとしてUSBポートとmicroSDカードスロットを備える。電源は単四形乾電池2本で、約130時間の連続表示が可能。サイズは154.0×111.0×15.5ミリ(幅×奥行き×厚み)、重さは約320グラム(電池含む)。本体カラーはブラック×シルバー/シャンパンゴールド/ホワイトの3色を用意する。

 カシオ計算機ではこのほか、110コンテンツを収録した電子辞書「XD-SF6300」も発売する。こちらの実勢価格は2万8000円前後の見込み。

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