カシオ、自動両面プリントのA4カラーレーザー カーボンオフセット付きトナーも仕事耕具

カシオ計算機は、カーボンオフセット付きトナーを使用できるA4カラーレーザープリンタ「SPEEDIA V2000」を発売する。印刷速度はカラー/モノクロとも毎分25枚で、自動両面印刷機能を搭載した。

» 2009年05月28日 15時54分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 カシオ計算機は、カーボンオフセット付きトナーを使用できるA4カラーレーザープリンタ「SPEEDIA V2000」を7月中旬に発売する。価格は12万3000円。


 カーボンオフセットとは、経済活動などでやむを得ない温室効果ガスの排出を、排出量に見合った削減活動に投資することなどによって、相殺する考え方。カシオ計算機では、2008年7月からカーボンオフセット付きトナーを販売しており、使用済みカートリッジを同社が無料で回収/リユースする「回収協力トナーシステム」を実施。「環境への配慮に加えて、消耗品のコスト軽減も実現できる」としている。ランニングコストは、モノクロ1枚あたり約2.8円、フルカラーで約11.5円。

 SPEEDIA V2000は印刷速度はカラー/モノクロとも毎分25枚で、自動両面プリント機能を搭載した。電源を入れてから1枚目を印刷するまでのファーストプリントライムは13.5秒以下となっている。給紙枚数は、手差しトレイに100枚、カセットトレイに500枚の計600枚。

 インタフェースとしてUSB 2.0ポートを備え、イーサネット(100BASE-TX/100BASE-T)でのネットワーク機能も搭載する。本体サイズは400×480×387ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約28キロ。従来機と比べて体積比で約26%コンパクトになり、デスクサイドにも置きやすいという。エネルギー効率が高いオフィス用機器を定めた「国際エネルギースタープログラム」に準拠しており、グリーン購入法の判断基準にも適合している。

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