書き込むとPCが動く――アノトペン付き厚さ0.4ミリのホワイトボード仕事耕具

プラスビジョンは、シート型ホワイトボード「PLUS Wireless Interactive Panel UPIC」3種を7月初旬に発売する。丸めて持ち運べ、黒板などに簡単に設置できる。ホワイトボートに書き込むとPCを操作できるアノトペン付き。

» 2009年05月15日 13時00分 公開
[塙恵子,Business Media 誠]
photo PLUS Wireless Interactive Panel UPIC

 プラスビジョンは、ホワイトボード「PLUS Wireless Interactive Panel UPIC」(プラス ワイヤレス インタラクティブパネルユーピック)を、7月初旬に発売する。サイズは56インチ、64インチ、72インチの3種類を用意し、表示パネルと、書き込み、読み込み、Bluetooth対応の専用デジタルペンのセットで、価格は9万2400円〜13万4400円。

 厚さ0.4ミリの「シート型」ホワイトボード。コンパクトに丸めて手軽に持ち運べ、裏面のマグネットで黒板やスチール壁などの平面に張り、簡単にセッティングできる。ボードマーカーでの書込みやプロジェクタを投影するホワイトボードとしての機能のほか、専用のデジタルペンでボードにタッチしてPCを操作できるインタラクティブ機能を備えている。 


photo 専用デジタルペン

 デジタルペンはアノト方式で、先端部のカメラが、ボードに印刷されたドットパターン(アノトパターン)を読み込み、Bluetoothを通じてPCに位置情報を情報を送る。PCがその情報を判断・処理し、画面に反映する仕組み。デジタルペンは操作専用で、ボールペン機能はない。

 付属のソフト「Touch&Draw」を使用すれば、画面に蛍光ペンでマークをしたり、図を挿入することも可能だ。PowerPoint 2003以降ならポインタオプション機能を使うことで、スライドショーで投影しながら書き込める。描画ツールで、画面に線や図形を自由に書き込むことも可能。画面の保存、印刷も行える。対応OSはWindows XP/Vista。


 「発表者がPC操作をその場で行えるので、出てきた意見をその場で反映。一方通行になりがちな会議を双方向な会議にブラッシュアップできる。CADデータや図式などを投影しながら議論を行う会議や、クライアント先でのプレゼンテーションに最適」(プラスビジョン)

photo 利用イメージ
品番 UPIC-56M UPIC-64M UPIC-W72M
価格 9万2400円 11万3400円 13万4400円
重量 1.5キロ 2.0キロ 2.5キロ
パネル有効サイズ(幅×高さ) 1130×845ミリ 1300×975ミリ 1600×1050ミリ
パネルプロジェクタ投影サイズ 56型(4:3) 64型(4:3) 72型(16:9)
付属品 デジタルペン、キャリングケース、専用マーカー(黒・赤 各1本)、専用イレーザー、CD-ROM(専用ソフトウェア「UPIC Touch&Draw」、UPICユーティリティ)、簡易取扱説明書ほか
デジタルペン電源 単4アルカリ電池1本(1.5V)
デジタルペンインタフェース Bluetooth2.0準拠 クラス2
デジタルペン本体重量 約40グラム(電池含む)
付属ソフトウェア(Touch&Draw)機能 ペン色(8色)/マーカー色(8色)/消しゴム/ペン、マーカー、消しゴムのサイズ(太さ)切替/図形の挿入/ページ内容の削除/画面モード切替/印刷/ファイルの入出力

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ