挟みやすく抜き取りやすいカードホルダーを探す3分LifeHacking

ほんの少しの設置スペースで、片手で挟んだり抜き取ったりするのが容易なカードホルダーを紹介しよう。

» 2009年04月20日 13時00分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
製品本体。真鍮(しんちゅう)製の台座から、スプリングが伸びている形状

 伝言メモや名刺、カード類が散らばるのを防ぐための卓上カードホルダーは、文具売り場でも多種多様な製品を見かける。しかしその多くは軽量なクリップタイプで、挟んだメモを抜くためには手で本体を押さえなくてはいけない。本体が軽いが故に、メモやカードを引っ張る力に負け、持ち上がったり転倒してしまうのである。いつしかカードホルダーの存在そのものが、机上を散らかす要因になってしまっていることも珍しくない。

 メモやカードをしっかりとキープしつつ、必要な時は片手でサッと抜き取れるようにするためには、本体部分がどっしりしているのが必須となるが、重量が増せば本体サイズもそのぶん大きくなるため、あまりにバランスが偏っているのも考えモノだ。重量を増すのではなく、カードホルダーそのものを両面テープなどで机上に貼り付けてしまう方法も考えられるが、スマートな方法とは言い難い。

 こうした問題点をクリアした「デキる」カードホルダーが、今回紹介するアビタックスの「6807 Card Holder」だ。この製品は全長約18センチほどのスプリングに、真鍮製の台座が連なる構造になっており、カードを挟む際はスプリングを上方に引っ張るか横に倒すかして隙間を作り、そこに滑り込ませる仕組みの製品だ。

 この製品が優れているのは、その安定性だ。真鍮(しんちゅう)製の台座の重さはおよそ500グラムと、見た目からは想像もつかないヘビーさで、めったなことでは転倒しない。詳しくは写真をご覧いただければと思うが、スプリングをUの字になるまで折り曲げても、転倒しないのはもちろん、傾くことすらない。なにせ一辺が4センチの立方体に、ペットボトル1本分の重量が詰まっているのだから、当然といえば当然だ。


台座部分だけで約500グラムと、まさしくヘビー級。足の上に落とせば怪我につながりかねない重さだ。スプリング部を思い切り曲げても、台座部分はまったく動じない

スプリング部を曲げるか引っ張ってスキ間を作り、そこにメモやカードを挟む。片手で抜き差しができるので使い勝手に優れている

 実際に使ってみると、台座部分がしっかり安定しているだけでこんなにも使いやすくなるのかと、つくづく感心させられる。設置スペースはわずか4センチ四方で済むうえ、スプリングに挟むという構造上メモやカード類はタテに積み重なっていくので、無駄に場所を占有することもない。机上がちらかっている人にはぜひ使ってみてほしいアイテムだ。

本日のレシピ
製品名 実売価格 発売元
Card Holder 2520円 アビタックス

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