「組織図ツリー」でユーザー管理 企業向けIMソフト「CoolMessenger 2009」

コベックは、企業向けインスタントメッセンジャーソフト「CoolMessenger 2009」を発売した。メッセージやファイルを512ビットRSA暗号化して送信し、社内組織図に沿ったユーザー管理機能などを備えている。

» 2009年04月03日 16時55分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 コベックは4月2日、企業向けインスタントメッセンジャー(IM)ソフト「CoolMessenger 2009」を発売した。価格は10ユーザーアカウント/1年で1万9800円から。Windows 2000/XP/Vista、Server 2003で利用できる。


 CoolMessengerは、社内での情報伝達に利用できるビジネス向けIMソフト。メッセージの送受信やチャット、ユーザーの在席/不在確認のステータス確認など基本的な機能のほか、メッセージやファイルを512ビットRSA暗号化しての送信、社内の組織図に合わせてメンバーをツリー形式でリスト表示する機能などを備えている。最新版のCoolMessenger 2009では、データベースに関する不具合などを修正した。

 管理ソフト「CoolMessenger Server 2009」では、ユーザーごとに「メッセージ」「チャット」「ファイル転送」などの利用権限を設定できる。また、サーバに保存されたユーザーのチャットログ、ユーザーログ、システムログの直近14日間分の閲覧が可能だ。

 コベックは「企業内で使うIMソフトとしてセキュリティ通信機能を強化し、情報漏えいを防止する。社内組織図にごとにユーザー管理も行えるため、拠点や事業部間でのコミュニケーションが容易になる」としている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ