最近「春眠が暁を覚えてくれない」わけBiz.ID Weekly Top10

連日のデスクワークで肩や首はがちがちだけれど、高価なワーキングチェアを買うのにはちょっととまどってしまう。手っ取り早く体調を改善する方法はないものか――というわけで、筆者は最近枕を変えてみた。

» 2009年03月24日 20時30分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 先週最も多くのアクセスを集めたのは、“とにかく速い”GoogleのWebブラウザ「Chrome」最新版の変更点をまとめた記事。3月20日には、Microsoftいわく「ChromeやFirefox 3よりも速い」という触れ込みのIE 8正式版も公開され、ブラウザのスピード争いはますます熱を帯びているようである。

 そのほかにランクインした記事の中で筆者が気になったのは、5位の「10万円でアーロンチェアが買える」という情報。1日中デスクの前でPC画面をながめていることも多い筆者にとって、ワーキングチェアはとっても気になるアイテムだ。確かに“新品のアーロンチェア”が10万円というのは安いと思うが、それでもやはり10万円。筆者のような新人の給料で購入するにはちょっとした勇気がいる。まあ、ゆっさゆっさしているエンボディチェアと比べればだいぶ安いのだが。

 十数万円の出費にはちょっと二の足を踏んでしまうが、連日のデスクワークで肩や首はがちがちだし、そろそろ何か対策を取らなければ――というわけで、筆者は最近枕を変えてみた。店頭で目に付いた、無印良品のダウン素材のマチ付き大判枕である。定価6300円と特別高価なわけではないが、これがなかなかやるのである。

 以前は適当に選んだ1000円くらいの綿のまくらを使っていたのだが、それとは頭を包み込む感触がまったく違う。使用してまだ2週間ほどだが、首の疲れもだいぶマシになったようだ。こいつはいいぜ――と思っていたのだが、1つだけ問題があった。あまりに気持ちが良すぎて、毎日豪快に寝坊してしまうのだ。

 暖かい日が増え、長かった冬の終わりを実感している今日この頃。春眠暁を覚えず――春の眠りは気持ちが良すぎて、暁(夜明け)が来たことにも気付かないものだ――と昔から言うが、筆者の眠りは暁どころか、たまに昼の太陽にも気付いてくれないことがある。隣の席の先輩記者も「こいつの出社時間にはそろそろ我慢ならん」といったご様子だ。さすがにこれはまずいと思うので、今後はとりあえず「朝は目覚ましトリプル攻撃などで無理にでも早起きして、会社に着いたらスキを見て睡眠補給」というプランで、なんとかこの春を乗り切ってやろうと画策しているところである。

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