コクヨオフィスシステムは3月23日、オフィス内のデッドスペースに空気清浄装置や冷房を組み込むことで、空間の有効活用をサポートするサービス「Energy Pit」を開始した。最小で1坪のスペースから利用できる。
コクヨオフィスシステムは3月23日、オフィス内のデッドスペースに空気清浄装置や冷房を組み込むことで、空間の有効活用をサポートするサービス「Energy Pit(エナジーピット)」を開始した。初期導入費用は70万円から。
エナジーピットは、「オフィスレイアウトで発生するわずかなデッドスペースに専用設備などを設置して、生産性の向上を支援する」(コクヨオフィスシステム)という“空間構築サービス”。最小で1坪(3.3平方メートル)のスペースがあればサービスを利用できる。
スペースは季節に合わせてデザインを入れ替え可能。春季はシャープの空気清浄システム「プラズマクラスターイオン発生機」を設置した「フレッシュエアーPit」、夏季は冷風を集中的に出力するスポット冷房を設置した「クールダウンPit」、秋季は駐輪スペースを設けるなど自転車での移動を啓蒙するという「ワークアウトPit」、冬季は光を浴びることによって体の活動リズムを活性化するという「サーカディアン照明」を設置した「サーカディアンPit」を用意する。
コクヨオフィスシステムは、「従来は物品倉庫など限られた用途にしか使われていなかった空間を、オフィスワーカーの生産性向上を支援する“付加価値空間”として利用できる。季節感を感じることによるイマジネーションアップやオンオフのモードチェンジによって、仕事の効率をアップし従業員満足にもつながる」としている。
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