サイズも値段も“ハーフ”? 115種類から選べる名刺シート「エコセレクト」仕事耕具

日立マクセルは、名刺カードや宛名ラベル用のシート「エコセレクト」シリーズを発売する。全115種類ともサイズや量が“ハーフ”で、すべてワンコイン(500円)で買える。

» 2009年02月23日 22時17分 公開
[豊島美幸,ITmedia]

 日立マクセルは3月初旬、名刺カードや宛名/表示ラベル、名前ラベルのシート「エコセレクト」シリーズ全115種類を発売する。オープン価格で実売価格は300円〜500円の見込み。

(左)A4サイズの名刺シート、(右)A4ハーフサイズの名刺シート、宛名/表示ラベルシート

 名刺カード「すっきり名刺」は、印刷して切り離すと名刺として使えるシート。A4サイズのシートタイプを16種類そろえる。1パック8シート入りで、1シート当たり10枚または12枚分の名刺カードが印刷できる。シートの厚みは0.21〜0.28ミリ。片面/両面タイプを用意する。シートから名刺を切り離すためのラインにはミシン目がなく、切り口がなめらかになるという。

 名刺カード自体のサイズは、従来サイズ(91×55ミリ)の「スタンダード」のほか、プライベートでも使えるという角が丸い「角丸ミニ」、従来のハーフサイズ(45.5×55ミリ)の「すっきり半分名刺」の3種類を用意する。「すっきり半分名刺は、環境配慮の面から名刺を小さくしたい、という企業の声に応えた」(日立マクセル)。

 宛名/表示ラベルは42種類を用意する。1パック8シート入り。切り離し線のない「フリーカット」式と、1シート当たり12枚分のラベルが印刷でき、12枚分一気にはがせる「クイックピール」式の2種類を採用している。

 用紙自体には、下地が透けにくい特殊加工を施したため、修正ラベルとしても使用できるという。また、耐久温度域が広く耐水性に優れた「全天候」タイプのシートも用意する。

 シートには、A4を半分にしたハーフサイズ(105×297ミリ)も26種類そろえる。名刺カードと宛名/表示ラベルの一部に採用した。1パック16シート入りで、1シート当たり5枚分の名刺カードが印刷できる。「少しだけ使いたい、というユーザーのリクエストに応えた」(日立マクセル)。

 このほか、ハガキサイズのお名前ラベルを31種類そろえる。子供用の文房具などに使うと便利だという。

 「エコセレクト」シリーズはすべて少量パックや小サイズ。「ワンコイン(500円)で買えるよう価格を設定した」(日立マクセル)。購入しやすい「エコノミー」と、必要分を使い切りやすい「エコロジー」の観点を組み合わせたという。「自営業や中小企業、個人向け」(日立マクセル)のため、用紙は主に家庭用インクジェットプリンタ用。一部にレーザープリンタ用紙も用意した。

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