“金庫の中”のHDDにアクセス 摂氏1010度にも耐えるデータ保管庫仕事耕具

セントリー日本の「QE5551」は、ポータブルHDDやUSBメモリ、CD、DVDなどを収納できるデータ保管庫。摂氏1010度で2時間の焼却を行う耐火テストや、20センチの水中に24時間沈める耐水テストなどをクリアしており、災害時でも収納したデータを守る。

» 2009年02月16日 17時10分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 セントリー日本は、USBポートを搭載した耐火・耐水機能付きデータ保管庫「QE5551」を3月上旬に発売する。価格は16万5900円。



 「QE5551」は、ポータブルHDDやUSBメモリ、CD、DVDなどを収納できるデータ保管庫。アメリカ保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories Inc.)の耐火テスト(摂氏1010度で2時間の焼却)や、同じく世界的な認定テストであるETL SEMKOの耐水テスト(20センチの水中に24時間)などをクリアしており、災害時でも収納したデータを守るという。

 本体内部と外部前面にはUSBポート(USB2.0に対応)を搭載し、ポータブルHDDやUSBメモリなどを入れたままで、PCからのデータアクセスが可能だ。最大72枚まで収納できるCDトレイや、USBメモリなどの小物を収納できるコンパートメント、キーフックなどを備えており、A4サイズの書類も収納できる。

 ロック方式は、円筒形のチューブラーキーで解錠した後に、本体前面のテンキーで暗証番号を入力するダブルロック方式。チューブラキーと暗証番号の両方を使わないと開かない仕組みだ。テンキー上部には、開閉状態やバッテリー残量などを表示する液晶ディスプレイ付き。

 電源に単三形乾電池4本を使用する。サイズは外寸が472×491×603ミリ(幅×奥行き×高さ)、内寸が367×293×490ミリ。重さは約84キロ。コンパクトサイズの「QE4531」(12万3900円)も同時発売する。

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