“PCで仕事”を速くする:第22回 ZumoDriveかDropboxか。選択肢増えたクラウドストレージ (1/3)
Dropboxに出会ったとき、夢のようなサービスだと思ったわけだが、ZumoDriveはさらにその上を行くかもしれない。一見ローカルのファイルだが、ファイルが必要になったときに初めてネットからダウンロードして使う――という使い方を実現している。
これまでオンラインの同期環境を探ってきた中で、Dropboxは素晴らしい解決策となった……。ということを書いてきた。ところがここにきて、Dropboxに勝るとも劣らないクラウドストレージ(オンラインストレージ)であるZumoDriveが登場した。
β版の使用感を解説しつつ、Dropboxとの違い、メリット・デメリットを考えてみようと思う。なおZumoDriveはクローズドβサービスだ。βユーザーからの紹介も現状できない。
ZumoDriveとは?
ZumoDriveは、Dropboxと同様にインターネット上のストレージにファイルを置くことができるサービスだ。現在クローズドβで運営されており、容量1Gバイトまでは無料、料金を支払うことで容量を増やすことができる。
できることはDropboxと似通っている。ZumoDriveでも常駐型のローカルアプリケーションをインストールし(対応OSはWindowsとMac OS。iPhone版とAndroid版は開発中)、通常のフォルダにコピーするのと同じようにファイルをコピーすれば、Amazon S3のストレージに自動的にアップロードされる。内容の自動同期や履歴管理などはDropbox同様に可能だ。
最大の違いは、DropboxがファイルをローカルPC上にも保存しており、同じ内容がオンラインにも同期されるのに対して、ZumoDriveではファイルがローカルPC上に保存されないことだ。一見、ファイルとして見えるのだが、開く際にオンラインから自動的にダウンロードしてくる。
つまりローカルPCのHDD容量を圧迫することなく、あたかもオンラインストレージをPCのHDD代わりに利用できるようになる。もちろん、キャッシュという形でローカルPC側に保存することもできるので、オンライン環境でなければそのファイルを開けないわけでもない。
一見ファイルとして見えるけれど、実態はオンラインのクラウド上にある――。これが大きなメリットとなるのは、音楽ファイルなどだろうか。例えばiTunesのライブラリをZumoDriveに置けば、ローカルPCのHDDを使わずにiTunesで音楽を楽しめるようになる。
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誠Focus
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