大学ノートの表紙を補強する3分LifeHacking

表紙が紙のノートはなにかと傷みやすい。書籍補強用の透明フィルムで、表紙をコートしてみてはいかがだろう。

» 2009年02月06日 12時21分 公開
[kizukiITmedia]

 一般に大学ノートと呼ばれる、表紙が厚紙でできたノートを酷使していると、1冊を使い終わる頃には表紙がボロボロになっているのが常だ。丸められて折り目がついたり、汚れたり、下敷き代わりに使ったことでボールペンの跡がついてしまったりと、散々な状態になる。

「フィルムルックス609」。ちなみに写真は本文で紹介しているB5版ではなく、B6版
はがすだけですぐ貼れる

 こうした事態はなるべく避けたい、でも大学ノートの使い勝手にこだわりたい、というのであれば、書籍の表紙を補強する粘着タイプの透明フィルムを使い、コートしてしまう方法がオススメだ。図書館の本を覆っている、光沢のあるフィルムだと言えば分かりやすいだろう。

 これら透明フィルムには、光沢の有無に加え、貼り直しができるタイプなど、さまざまなラインアップが存在しているが、今回使用したのはもっともスタンダードな「フィルムルックス609」だ。光沢あり、文庫用から幅50センチのロール巻きまで多様なサイズが存在しているが、今回は大学ノートのサイズに合わせたB5版をチョイスした。

 本製品は裏面が粘着シートになっているので、はくり紙をはがして貼り付けるだけでオーケー。空気も抜けやすいため、液晶画面に保護フィルムを貼るのに比べて手軽に貼り付けることができる。

 単に耐久性が向上するだけでなく、屋外でノートをとる場合に、雨に強くなるというメリットもある。本来の目的である書籍の補強はもちろん、ポスターや地図、時刻表の補強などにも使用できるので、どうにも物遣いが粗く、自分ではそのつもりはないのに常に持ち物がボロボロになってしまうという人は、一度試してみてはいかがだろう。


(左)コクヨのキャンパスノートを置いたところ。(右)はくり紙をはがす

(左)キャンパスノートに密着させたところ。(右)上下左右の余った部分は切り取ってしまうのではなく、内側に折り返すとよい

(左)完成。遠目からにはまったく見分けがつかない。(右)アップにすると光沢の具合でフィルムが貼られていることがようやく分かる

(左)さらにアップ。梨地になっているのが分かる。(右)同じ手順で書籍に貼り付けたところ。カバーごと覆ってしまうのがポイント

本日のレシピ
製品名 実売価格 発売元
フィルムルックス609 10011(B5版用10枚入) 2310円 フィルムルックス

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