うっかりミスを防ぐ「ファイル誤削除防止ソフト」 アイ・オーが無償で提供

アイ・オー・データ機器の「iFileGuard」は、無償でダウンロードできるファイル誤削除防止ソフト。大切なファイルを誤って削除したり、上書きしてしまったりすることを防げる。

» 2009年01月28日 18時45分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は、ファイル誤削除防止ソフト「iFileGuard」の無償ダウンロード提供を開始した。対応OSはWindows Vista/XP/2000。同社製のHDD製品ユーザーを利用対象としているが、ダウンロードやインストールには会員登録や製品のシリアルナンバー入力などは不要となっている。

「iFileGuard」で保護したフォルダ一覧。パスワードを入力すれば保護状態を一時的に解除もできる

保護したファイルを削除しようとすると「ファイルまたはフォルダの削除エラー」ダイアログが表示され、削除が行えない

 iFileGuardは、大切なファイルを誤って削除したり、上書きしてしまったりすることを防ぐファイル誤削除防止ソフト。保護したいフォルダを指定してパスワードを設定すると、フォルダ内のファイルの削除が行えなくなる。

 ファイルの削除だけを防ぐ設定のほか、削除も編集も行えないように権限設定を変更することもできる。また、「TXTファイルだけは自由に編集して削除もしたい」というような場合は、拡張子設定をすることで保護中のフォルダ内でも編集が可能だ。また、パスワードの代わりにアイ・オー・データ機器のUSBメモリ製品をファイルキーとして指定することもできる。

 アイ・オー・データ機器は「家族との共有PCで誤ってファイルを削除されないよう設定するといった使い方や、テンプレートファイルなど中身を白紙のままにしておきたいファイルを保護するといった使い方が便利。大切なファイルをうっかりミスから守れる」としている。

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