インストール不要の“持ち歩ける”オフィススイート USBメモリ入り

イーフロンティアは、USBメモリ入りオフィススイート「USBを挿すだけで使えるオフィスソフト EIOffice2009」を発売する。PCにインストールせずにUSBメモリから起動できるのが特徴だ。

» 2009年01月23日 18時12分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 イーフロンティアは、USBメモリ入りオフィススイート「USBを挿すだけで使えるオフィスソフト EIOffice2009」を2月27日に発売する。価格は5280円から。対応OSはWindows Vista/XP/2000とLinux Kernelバージョン2.4以降で、USBメモリからの起動はWindows OSにのみ対応する。

EIOffice2009 ワードプロセッサ(左)とWord 2007(右)の比較

EIOffice2009 スプレッドシート(左)とExcel 2007(右)の比較

EIOffice2009 プレゼンテーション(左)とPowerPoint 2007(右)の比較

 バッファロー製の暗号化ソフト付きUSBメモリに、ワープロ/表計算/プレゼンテーションソフトを収録した。それぞれWord/Excel/PowerPointのOffice製品と互換性があり、Office 2003/2007に対応する。USBメモリの容量は2Gバイトで、ソフトの使用領域は約500Mバイト。ソフトは削除もできる。ユーザー登録を行えば、誤ってソフトを削除してしまった場合でもWeb上からダウンロードが可能だ。

 通常どおりPCにインストールして使用できるほか、インストールせずにUSBメモリから直接起動もできる。Windows/Linux PCに各1台(計2台)までインストールできる製品(5280円)と、各3台(計6台)までインストールできる製品(7980円)の2種類を用意する。

 オフィススイートとしての独自機能も搭載した。マウスやタブレットから手書きのテキストを書き込める機能や、表計算ソフトのセル中に、文字だけではなく画像や音声、動画などのファイルを埋め込む(保存する)機能などを利用でき、PDFやHTML形式での出力にも対応する。

 イーフロンティアは「PCにインストールせずに使えばHDDの容量を圧迫しないため、データ保存容量の小さいウルトラモバイルPCなどでの使用に最適」としている。


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