前に4つ、後ろに2つ――USBポートの向きを“スイング” シグマのUSBハブ仕事耕具

USBハブは便利なんだけど、ポートの向きが固定だからケーブルの取り回しが難しい――そんな悩みを解決するのがUSBポートの向きを“スイング”できるシグマA・P・Oシステム販売のUSBハブだ。

» 2009年01月06日 19時04分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 シグマA・P・Oシステム販売は1月中旬、同社の「QUELLE」シリーズとしてスイングタイプの7ポートUSB2.0ハブ「SHBHS701」シリーズを発売する。価格はオープンプライスだが、店頭価格は3980円前後の見込み。Windows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.3以降で利用できる。

 SHBHS701シリーズは、縦に長い薄型のUSBハブで本体に備えたUSBポートが180度回転するスイング機構を採用した。本体には強力マグネットも内蔵し、スチール面に貼り付けることも可能だ。

 USBポートは、本体正面用に4ポート、背面用に2ポート用意し、それぞれ回転させることで向きを変えられる。正面や背面のどちらかに最大6ポートの向きをそろえたり、正面と背面で別々の用途に利用したりできるというわけだ。このほか側面にも1ポート用意。いずれのポートもUSB1.1/2.0に対応し、最大480Mbpsで通信できる。


 いずれのポートもバスパワーに対応したほか、付属のACアダプター(出力:5ボルト、3.7アンペア)を使えばセルフパワーモード(500ミリアンペア×7ポート)を利用できる。セルフパワーモード使用時は、PCを起動しなくてもUSB機器側に電源を供給可能だ。

 本体の大きさは129×40×13.6ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約57グラム(USBケーブルとACアダプター除く)。正面用と背面用のUSBポート間の間隔は7ミリ。カラーバリエーションはブラック、ホワイトの単色カラーのほか、ホワイトブラックのツートンカラーの3種類となっている。

 シグマA・P・Oシステム販売によると「USB機器が増えるにつれて、あると便利なUSBハブだが、全ポートを同じ方向に固定している製品がほとんど」だという。「抜き差しの多いUSBメモリやデジカメ用ケーブルなどを正面のポートに、プリンタなどの機器を背面のポートにと、使い分けて接続することでこれまでのわずらわしさも解決できる」としている。

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